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輸入米、9月頃市販…販売価格は国産米並に

輸入米、9月頃市販…販売価格は国産米並に

Posted April. 12, 2005 23:20,   

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政府がご飯用の輸入米の販売価格を国産米の価格並みに調整し、9月頃市販する。

また、14年までに米の義務輸入枠を今の2倍に増やし、輸入米を国産米と入り混じって販売できるようにした。

政府は12日、このような内容を盛り込んだ履行計画書の見直し案を世界貿易機関(WTO)が公式に認証したことを明らかにした。

▲輸入米9月市販〓李銘洙(イ・ミョンス)農林部次官は「6月の臨時国会が履行計画書の見直し案を批准すれば、米国、中国、豪州、タイあたりの米を国営貿易で輸入し、市中に販売する予定」と説明した。販売時点は9月が有力視されている。

こうなれば、消費者がデパート、ディスカウントショップ、スーパーマーケットなどで輸入米を直接買うことができる。今まで輸入米は、菓子などの加工用に限って使用されており、ご飯用米が直接消費者に販売されたことはない。

ご飯用の輸入米の販売価格は、国産米並みのものになる見通しだ。ご飯用の輸入米の元来価格は国産米の15〜25%くらいだ。

これを受け、農協中央会は米国産のジャポニカ(Japonica)タイプの米の国内販売価格は、20kgベースで4万3400ウォン前後になるものと予想された。これは国産の廉価な米価格(4万1800ウォン)より高く、高価なコメ価格(5万3700ウォン)より低いものだ。

▲14年、米510万カマスの輸入が義務化〓履行計画書の修正案によると、韓国政府は今年国内の平均米消費量の4%である22万5575t(282万カマス)の米の輸入が義務付けられている。

この量は、毎年一定比率で増え、14年には米消費量の7.96%である40万8700t(510万カマス)を輸入しなければならない。米市場の開放を10年後に見合わせてもらう代わりに輸入枠を増やすことにしたからだ。

ご飯用の輸入米の市販量は、05年の義務輸入量の10%(2万2557t)から10年まで30%(9万8193t)に拡大した後、14年まで30%の割合を維持しなければならない。



legman@donga.com