「わあ」
ヨハネス・ボンフレール韓国サッカー代表チーム監督が素晴らしいフォームでボールを蹴ると、サッカー選手を目指す少年たちは歓声を上げながら拍手を送った。
8日、水原(スウォン)総合運動場で行なわれたソウル市倉洞(チャンドン)小学校と新放鶴(シンパンハク)小学校の05トンウォン杯全国幼少年サッカーリーグ(大韓サッカー協会、トンウォン育英財団共同主催・東亜日報トンウォンF&B、トンウォン証券後援)開幕戦。
始蹴をしたボンフレール監督は、「韓国サッカーの未来」である幼い選手たちの試合を見ながら、終始楽しい表情だった。記念撮影の時は、選手たちを励ました。
ボンフレール監督は選手たちに、「今はサッカーを楽しもうとする心が重要だ。楽しんでいるうちに機会が来るはずだ。その時、専門の選手になっても遅くはない」と助言した。
監督は、「オランダでは各プロチームが幼少年チームを育成する。授業が終われば選手たちを連れて行って訓練させた後に家に帰らせる。プロチームが幼少年選手たちを体系的に育てるシステムを、韓国も早く取り入れなければならない」と言った。
開幕戦で3−2で勝った新放鶴小学校の主将、金ヒス君は、「ボンフレール監督を見たのは初めてですが、とてもハンサムです。ボールの蹴り方も上手ですし。私も素敵な選手にもなり、有名な監督にもなりたいです」と言いながら明るく笑った。続いて開かれた試合では、中溪(チュンゲ)小学校が牛耳(ウイ)小学校を4−0で破った。
同日の開幕式には、ボンフレール監督をはじめ、チャン・ウォンジク大韓サッカー協会副会長、朴イングウンウォンF&B社長、金ヨンソ水原市長などが出席した。
yjongk@donga.com