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ヒル米駐韓大使、「6者協議、必ず成功するとは限らない」

ヒル米駐韓大使、「6者協議、必ず成功するとは限らない」

Posted February. 18, 2005 22:42,   

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6者協議の米国側首席代表を兼ねているクリストファ・ヒル米駐韓大使は18日、「6者協議が必ず成功を収めるとは限らない」とし、「北朝鮮が核を追求すれば、袋小路に迷い込むしかない」と話した。

ヒル大使は同日午前、高麗(コリョ)大学の言論人校友会主催で、ソウル中区太平路(チュング・テピョンノ)の韓国プレスセンターで開かれた朝食懇談会で「万が一、6者協議が成功しなかったら、米国がエネルギーを十分に注がなかったためとか、クリエイティブな考え方に欠けていたからではない」として、このような見解を明らかにした。大使は17日に中国を訪問し、中国側と北朝鮮核問題について話し合ったばかりだ。

ヒル大使は「中国訪問期間中に中国政府関係者たちと北朝鮮が6者協議に復帰すべきであるとのことで完全な意見の一致をみたし、中国当局も努力を傾けている」として、「米国は外交的方法で北朝鮮核問題を解決しようという、固いを意志を持っている」と強調した。

その上で、「北朝鮮が6者協議に復帰しないのは、出発点であって終点ではない。対話復帰に見返りを与えないという意志は固い」と語った。

一方、ブッシュ米大統領は17日、北朝鮮の核兵器保有宣言を受けた対策について、北朝鮮核問題の解決プロセスに参加している友邦や同盟国と協議する考えを明らかにした。

ラムズフェルド米国防長官は同日、上院軍事委員会の聴聞会に出席し、「国防総省の情報では、北朝鮮に核兵器がどのくらいあるのか」というヒラリー・クリントン上院議員の質問に「北朝鮮の核開発能力がどんなものなのか、世界は知らないことが多い」と述べた。



權順澤 taewon_ha@donga.com maypole@donga.com