Go to contents

大統領広報首席に「アンチ朝鮮日報」活動家の教授任命

大統領広報首席に「アンチ朝鮮日報」活動家の教授任命

Posted February. 17, 2005 22:38,   

한국어

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は17日、大統領広報首席秘書官に趙己淑(チョ・ギスク)梨花(イファ)女子大学国際学部教授を任命した。健康上の理由で辞任した李炳浣(イ・ビョンワン)前大統領広報首席秘書官は、大統領広報文化特別補佐官の委嘱を受けた。

新首席秘書官に任命された趙氏は、02年の大統領選挙の際に盧大統領を支持した若手政治学者のひとりで、大統領選挙を控えて活発に新聞にコラムを発表し、放送討論に出演した。盧大統領は趙氏が新聞に寄稿したコラムは欠かさずに読むほど、趙氏の主張に共感を示してきたという。そうした理由から、盧大統領は政策広報を強化して女性に配慮する観点から、現職教授の趙氏を早くから広報首席秘書官にと考慮していたとされる。

しかし、特定メディアに対して極めて否定的な認識を持っていることから、広報首席秘書官として適任者であるかどうかをめぐって議論が起こっている。また昨年末、盧大統領が表明した「マスコミとの協力関係」発言とは逆方向に進む人選だ、という指摘も出ている。

趙氏は、「アンチ朝鮮日報」キャンペーンに積極的に参加してきており、03年2月には大統領選挙報道の偏頗性を主張し、一部新聞へのコラム寄稿を止めると言い切ったこともある。その後も「改革の一番最後の抵抗勢力であり、最も改革されない最後の聖域は言論ではないかと思う」として、言論改革を主張し続けた。

04年5月31日、与党ヨルリン・ウリ党を離党する際も、「韓国の言論は小説を書いている。ところが、三流小説なので面白くもない。もっぱら政治離れを煽るだけだ」と語り、マスコミに対して極めて否定的な認識を示した。

△京畿道安養(キョンギド・アンヤン)出身、46歳△梨花女子大学政治学科卒△米インディアナ大学政治学博士△梨花女子大学国際情報センター所長・国際大学院教学部長△ヨルリン・ウリ党総選挙候補者公薦審査委員、総選挙企画団諮問委員長



金正勳 jnghn@donga.com