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毎日20kmずつ…「元気溌剌72歳」

Posted February. 17, 2005 22:58,   

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古希を越えた72歳のソク・ビョンファン氏(100回マラソンクラブ)。ソク氏は1日に20kmは走らなければ、すっきりしない。2、30代の全盛期のマスターズ・マラソンランナーたちも、毎日10kmを走るのはたやすくない。それに、週末ごとに行なわれるマラソン大会では42.195kmのフルコースを完走するのだから、少なくとも1週あたり150km以上を走るわけだ。

ソク氏は来月13日行なわれる05ソウル国際マラソン兼第76回東亜(トンア)マラソンで、111回目の完走に挑戦する。66歳の時の1999年に始め、6年をかけて成し遂げる大業だ。この歳で、こんなに走って身体は大丈夫なのだろうか。

「なんだって。そんなこと言うもんじゃない。私はまだ頑丈なんだ。むしろ走らなければ身体がむずむずしてたまらないのさ。」

週末にフルコースを走った翌日の午前に18km、午後に12kmを走ったこともあるとか。最近も、雨が降っても雪が降っても、朝夕10kmずつ走りながら健康を保っている。マラソンを始めてからは、病院に1回も行ったことがないほど健康だと言うから、彼にはマラソンが最高の補薬であるわけだ。

「最初は大変だった。1992年、ディスク手術をした後、登山をしたが、マラソンをする弟に一緒にしようと誘われて始めた。ところが大変だった。初めの3年はとても苦労した」。

1999年3月、初めて挑戦したフルコースで3時間44分27秒と言う良い記録を出し、翌年、東亜ソウル国際マラソンで個人最高記録である3時29分16秒を記録した。しかし、記録に対する欲心を捨てると、走るのがもっと楽しくなった。

「走ると言うのは本当に妙なんだ。最初は健康のため始めたが、走れば走るほど楽しいんだ。マラソンランナーたちがよく言うじゃないか。麻薬みたいだと。走れば気持ちが大変良くなる。それで毎日走った。今は走らなくては生きて行けない」。

ソク氏は最近、フルコースを3時間40分から50分台でゆっくり楽しみながら走っている。週末にフルコースを2回走ることを含め、1ヵ月に5回も完走することもあるが、健康に問題が生じないのは楽しみながら走っているからだ。



梁鍾久 yjongk@donga.com