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韓米外相、「6者協議の崩壊容認しない」

韓米外相、「6者協議の崩壊容認しない」

Posted February. 15, 2005 23:18,   

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韓米両国は、核兵器保有宣言を行った北朝鮮の意図が交渉力を高めることにあると見て、北朝鮮を6者協議に復帰させるため、会談参加国の積極的な協調を通じた外交的努力を展開していくことにした。

潘基文(バン・ギムン)外交通商部長官とライス米国務長官は14日、午前11時から約1時間にわたって米ワシントンの国務省で両国外交長官会談を開き、このように合意した。両長官は、北朝鮮の核問題に対する外交的・平和的解決の原則を改めて確認する一方、「中国の役割が極めて重要だ」ということで認識を共にしたと潘長官が説明した。

これとは別に米ホワイトハウスと国務省は同日、ブリーフィングを通じて、米国は北朝鮮の数々の不法行為を引き続き監視し、6者協議参加国は北朝鮮の会談復帰の見返りを提供してはならないということに合意したと発表した。

会談でライス長官は、北朝鮮が会談に復帰するまで△6者協議の崩壊は受け入れられず△韓半島非核化原則は遵守されるべきであり△北朝鮮の(核物質)拡散の危険を警戒しなければならないという3大原則を提示し、潘長官は共感を示した。

ライス長官は、また、クリストファー・ヒル韓国大使を6者協議の米国側首席代表に任命したと明らかにした。

両国長官はさらに、韓米同盟の未来像を具体化するために、両国の外交次官らによる戦略的対話を定期的に行うことにした他、11月の釜山(プサン)アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議で両国首脳会談を行うことにした。

一方、ホワイトハウスのマックラレン報道官とバウチャー国務省報道官は、対北朝鮮経済制裁の可能性に対しては即答を避けたまま、「米国民の保護と友好国の利益のため、貨幣偽造、大量破壊兵器の拡散、麻薬取引など北朝鮮の不法行為を綿密に監視する」と話した。

バウチャー報道官は、「北朝鮮の不法行為に対してどれほどの取り締まりが圧力になるかは分からないが、(北朝鮮が)何の処罰も受けずに、そうしたことを続けるのは許さない」とつけ加えた。



權順澤 maypole@donga.com