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中ロ、8月に初の合同軍事演習

Posted February. 01, 2005 23:17,   

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中国とロシアが、中ロ両軍による初の合同軍事演習「友好2005」を、今年8月に実施する。

香港紙「文匯報」が1日付で報じた。同紙によると、ロシアのベロウソフ第一国防次官(陸軍副司令官)を団長にしたロシア代表団は、同合同演習について協議するため、先月31日に中国を訪問した。今回の合同演習で、中ロ両軍はロシア領内で作戦計画を立てた後、中国領内・黒竜江省で部隊による戦術演習に移る。両軍の相互越境行動や両軍部隊による単一作戦実施、国際テロ対策の共同行動も計画されているという。

特にロシアからは、核弾頭を運ぶことのできるロシア戦略空軍の航空機△Tu−22M3(バックファイアー)中距離戦闘爆撃機△大陸横断爆撃が可能なTu−160(ブラックジャック)△Tu−95(ベア)長距離戦略爆撃機も演習に参加する。

これらの爆撃機は最近、ミハイルロープ・ロシア空軍司令官が中国に販売意思を表明した機種。中国軍がこれらの爆撃機を保有すれば、空軍の攻撃力は大幅に強化され、台湾はもちろん韓国、日本、アジア駐留の米軍にとって、大きな脅威となる見込みだ。

同紙によると、ロシアはこれまで自国の安保に否定的影響を及ぼすことを懸念し、これらの機種を中国に販売するのを拒否してきたが、最近、欧州連合(EU)が武器禁輸解除の動きを見せているのを受け、中国の武器市場で優位を保つため、販売意思を示したもようだ。



黃有成 yshwang@donga.com