Go to contents

光州支部長を緊急逮捕

Posted January. 24, 2005 22:55,   

한국어

起亜(ギア)自動車・光州(クァンジュ)工場の職員採用不正事件を捜査中の光州地検・専担捜査班(班長・李光ヒョン)は24日、生産職パート労働者の採用条件として約1億8000万ウォンを受け取った疑いで、起亜車光州工場の労組支部長、鄭丙連(チョン・ビョンヨン、45)容疑者を緊急逮捕した。鄭容疑者は同午後、弁護人とともに検察に自ら出頭した。

検察は鄭容疑者が8人の入社者父兄らから約1億8000万ウォン(約1800万円)を受け取った容疑を認めることを受けて、鄭容疑者に対して、採用不正にかかわった労組幹部がさらにいるのかと、会社側もかかわっていたのかについて、集中的に取り調べている。検察は、労組だけでなく、一部の会社職員らが金銭を授受した情況を捕捉し、それに対する確認作業も進めているものとされる。

光州市の高位公務員が起亜車・光州工場に依頼し、職員を採用させたとの主張も提起されている。検察の捜査と別途に、全国民主労働組合総連盟(民主労総)は同日、起亜車労組採用不正事件の真相調査団を設け、25日から現地調査に乗り出すことを決めた。

一方、起亜自動車・光州工場に続いて、釜山(プサン)港湾運送の労組幹部らが職員を採用したり人事異動を行なう過程で金を受け取った容疑が確認され、検察が捜査に乗り出した。釜山東部支庁・刑事第3部(部長・金進洙)は24日、金を受け取って職員を採用した疑い(労働基準法違反)で、釜山港湾運送労組の冷凍倉庫班長であるチョン容疑者(49)を逮捕した。