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米留学外国人、ビザと偏見で就職できず

Posted January. 17, 2005 23:14,   

한국어

米オハイオ州立大学経営大学院経営学修士(MBA)課程2年生のスザンナ・ファンさん(女性)は、評点3.9でコンサルタント会社に5年間勤め、英語と中国語を流暢に駆使する。米国でどの会社にも簡単に入社できるぐらいの条件だが、6回の就職面接で全部落ちてしまった。

スロバキア出身でプリンストン大学政治学科の卒業を控えているミカエラ・ヤコバさん(女性)は、夏休みの度に世界各国でインターンシップを経験し、4ヵ国語が話せる。しかし、就職を申し込んだ企業の大半は初めから相手にさえしてくれない。

ニューヨークタイムズ紙は、厳しい就業ビザの規定や景気低迷、外国人に対する偏見のため、外国人学生が米国で就職することが至難の業になったと、16日報道した。

外国人学生を最も困らせているのは大幅に減った就業ビザ。04会計年度(03年10月〜04年9月)の就業ビザは6万5000で、1年前の3分の1に留まった。

就職難の中で、米企業が米国人ではない外国人を採用することは難しい。外国人学生が就業ビザを取得できるよう該当企業がスポンサーにならなければならないが、そのような面倒くさい書類作業を好む企業はあまりない。

ニューヨーク大学職業報道室のトラディー・スタインフェルド室長は「米国人の大学生は就職に2〜6ヵ月かかるのに対し、外国人留学生は最低10ヵ月は投資しなければならない」と話した。