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ロシア、南北首脳を同時招待 南北首脳会談実現に注目

ロシア、南北首脳を同時招待 南北首脳会談実現に注目

Posted January. 16, 2005 22:52,   

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ロシア政府が5月9日にモスクワで開かれる「第2次世界大戦勝利60周年」記念行事に世界各国の首脳らの出席を要請し、韓国と北朝鮮にも招待状を送ったことが16日、明らかになった。

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領と北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記が行事に出席するのかどうかはまだ不透明だが、両首脳がそろって出席した場合、南北首脳会談が開催される可能性もあり、注目を集めている。

金鍾民(キム・ジョンミン)大統領府報道官は同日、「昨年末、ロシア政府が駐韓ロシア大使館を通じて韓国政府宛てに記念行事への出席を求める招待状を送ってきた。盧大統領は招待を受け入れるかどうかを検討している」と明らかにした。政府は今月末に盧大統領のロシア訪問についての最終的な判断を行い、ロシア政府に告げることにしている。

韓国政府は、北朝鮮が招待されていることについては「ロシア政府が非公開で招待状を送ったため、政府としてはその確認は困難だ」と述べた。しかし、ある政府当局者は「北朝鮮も招待されたと思う。ただ、行事の開催まであと4ヵ月も残している今の段階で、南北首脳会談の開催を意識するするのは早過ぎる」と話した。

同当局者は、さらに「ロシア政府が各国首脳の名前を明記して招待状を出したのではなく、各国政府宛てに招待状を送っている。北朝鮮の場合、金総書記が出席するのか、それとも国外的に国家元首の役割を担っている金永南(キム・ヨンナム)最高人民会議常任委員長が出席するのかは、今のところ不明だ」と説明した。

ロシア政府は、1945年5月9日のナチ・ドイツへの勝利宣言から今年で60周年になるのを記念して大々的な行事を催すことにし、米国や中国、ドイツ、フランスなどの55ヵ国に招待状を出したという。



金正勳 金起顯 jnghn@donga.com kimkihy@donga.com