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生活保護の信用不良者15万人、奉仕活動なら利子減免

生活保護の信用不良者15万人、奉仕活動なら利子減免

Posted January. 14, 2005 23:01,   

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3月から信用不良者(過剰債務者)のうち、基礎生活保護対象者15万人は社会奉仕活動を行う条件で滞っている利子を減免してもらえるようになった。

学資金の融資を返済できず、信用不良者に成り下がった大学卒業者たちは、就職するまでに債務の返済を猶予する方策も進められる。

李憲宰(イ・ホンジェ)副首相兼財政経済部長官は14日、政府果川(クァチョン)庁舎で行った定例ブリーフィングで「基礎生活保護対象者など、生計型信用不良者に対して元金帳消しは原則的に視野に入れておらず、2月内に対策を策定して3月から施行する」と述べた。

李副首相は「基礎生活保護対象者は、職業訓練、奉仕活動などを通じ、債務を償還できるような機会を作ってあげる方針だ」と説明した。

副首相は、基礎生活保護対象者でありながら信用不良者である人々は、おおむね15万人に上るものと把握された、と付け加えた。

これに対し、財政経済部の関係者は「金融会社が滞った利子の一部を減免する代わり、モラルハザードが起きないようにごみ拾い、障害者のお風呂の世話など、ボランティア活動をしてもらったり、義務的に職業訓練を受けてもらうつもりだ」と説明した。

さらに李副首相は「政府から生活費を受け取って生活する基礎生活保護対象者に金を貸したということから、金融会社もある程度の責任を負うべきだ」として、「(暮らし向きがよくなったときに借金を返済できるように)償還期間を延ばし、それまでは利子を受け取らない手法もあるだろう」と説明した。

一方、李副首相は第一(チェイル)銀行の売却について、「政府が期待していた先進金融手法の導入など、政策的な期待効果は一つも得られなかった」とし「手痛い教訓とすべきだ」と評価した。



申致泳 higgledy@donga.com