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遅れる駐米大使のアグレマン、大統領就任式出席も微妙に

遅れる駐米大使のアグレマン、大統領就任式出席も微妙に

Posted January. 11, 2005 22:55,   

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米国政府に洪錫鍱(ホン・ソクヒョン、写真)駐米大使内定者に対するアグレマン(同意)を求めてからすでに3週間が経過し、いつアグレマンが与えられるのかに関心が集まっている。

韓国政府が昨年12月17日、在韓米国大使館を通じて提出した洪大使内定者に対するアグレマンは、米国務省を経て先月末、ホワイトハウス国家安全保障会議に送られている状態だ。

アグレマンの処理が遅れているのではないかという一部の指摘について、在韓米国大使館の関係者は、「通常、アグレマンの処理に1ヵ月ぐらいはかかるので、遅れているとは言えない。年末年始の休みまで重なって、余計時間がかかっているものとみられる」と説明した。

03年4月に赴任した韓昇洲(ハン・スンジュ)駐米大使の場合、アグレマンの手続きに9日がかかった。米国の韓国大使館関係者は、「当時は5月に韓米首脳会談が予定されていた上、韓大使が外務長官を経験したこともあって、米国政府によく知られている人物だったため、異例的に手続きが早く完了した」と話した。

洪大使内定者はアグレマンの手続きが終われば、来月16日から18日までソウルで開かれる在外公館長会議に出席した後、直ちにワシントンに赴任する予定だった。

このため、20日に行われるブッシュ米大統領の2期目の就任式には新任の洪大使ではなく、まもなく離任する韓大使が出席するという、微妙な状況になった。韓大使はすでに招待状を受け取っている。

大使館関係者は、洪大使内定者のアグレマン手続きが早く終わっても信任状提出が残っているだけに、ブッシュ大統領の就任式に出席するのは最初から無理があった、と話した。

韓大使は来月10日ごろ、ワシントンを離れ、米国内で予定されている行事に出席した後、15日ごろに帰国する方針だったが、公館長会議の日程が見送られたことを受けて、帰国日も調整されるものと見られる。



權順澤 maypole@donga.com