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衛星DMBサービス、今日からスタート

Posted January. 09, 2005 22:53,   

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移動しながら専用の端末を使って高画質と高音質の放送が楽しめる衛星デジタルマルチメディア放送(DMB)のテストサービスが10日からスタートする。

衛星DMB事業者のTUメディアは、「35の保有チャンネルの中から、まず9チャンネルを使って衛星DMBテストサービスを10日の0時から実施する」と9日発表した。テストサービス期間中に放送されるチャンネルは、ニュースと放送、ドラマの3つのビデオチャンネルと最新音楽やPOPなどをサービスする6つのオディオチャンネルだ。

TUメディア側は、「全ての放送は24時間体制で、YTNとm—netからそれぞれニュースとミュージックビデオ・公演中継番組を供給してもらって、テストサービスを実施する」と説明した。

ドラマチャンネルではMBCとSBSの過去のドラマが放送され、6つのオディオチャンネルではMCなしに音楽だけ流される。

TUメディアはテストサービス期間には既存放送局の番組をそのまま使うが、5月頃から本格的なサービスがスタートすれば、携帯端末に似合った多様なコンテンツも提供する予定だ。本放送では14のビデオチャンネルと22のオディオチャンネル放送が提供される。

一方、三星(サムスン)電子は衛星DMBテスト放送のスタートと合わせて、この放送を受信できる携帯電話兼用の端末(予想消費者価格85万ウォン)を販売すると発表した。

今月中に車両用端末も開発される予定で、ディージーフレンズなどのベンチャー企業は衛星DMBのみ見られる専用端末(予想消費者価格30〜40万ウォン)の開発を完了しており、まもなく多様な端末が市販される見通しだ。

テストサービス期間には、端末を購入すれば誰でも無料で衛星DMBを楽しむことができ、本放送が始まる5月からは月1万3000ウォンぐらいの料金が課される予定だ。

テストサービスに先立って、TUメディア側は首都圏と5大広域市を中心に衛星から放送を直接受信することが難しい地下やトンネルなどに衛生放送を中継する「難視聴地域中継機(ギャップフィラー)」4800台を設置した。



金相勳 sanhkim@donga.com