三星（サムスン）電子は６日、世界で初めて「英語音声→文字変換」の機能が内蔵された携帯電話を開発し、米国に輸出すると発表した。「音声→文字変換」の携帯電話は、使用者が携帯電話に向かって相手側に送るメッセージを話せば、携帯電話が音声を認識し、文字に変換した後、相手側の携帯電話に短文のメッセージ（ＳＭＳ）を送る機能を備えている。
例えば「Send Message to John」と言えば、携帯電話内に保存されているジョン（Ｊｏｈｎ）の電話番号が自動的に設定され、使用者がメッセージを話せば、そのメッセージが文字に変換され、ジョンの携帯電話に送られるとのこと。音声→文字変換の機能は、現時点では英語でのみ可能だ。
三星電子は「音声→文字変換の携帯電話が開発されることによって、携帯電話の簡単メールになれていない使用者も、簡単かつ便利に簡単メールが送れる。また、運転中や歩行中にも簡単メールが送れるようになる」と説明した。三星電子は今後、音声→文字変換の機能を含む音声認識の機能を持続的に発展させて、英語だけでなく韓国語など他の言語にも拡大する計画だ。
李炳奇 eye@donga.com
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