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17歳の金ソンヨン「ジュニアコートの皇帝」

17歳の金ソンヨン「ジュニアコートの皇帝」

Posted December. 29, 2004 23:10,   

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韓国テニスの次世代選手に期待される金ソンヨン(17、ヤンミョン高校、写真)が世界ジュニアランキングの頂上に上がる。

現在、世界ジュニアランキング5位の金ソンヨンは来年1月4日、国際テニス連盟(ITF)が発表する新年初のランキングで1位になると大韓テニス協会が29日明らかにした。

世界1位のガエル・モンピルス(フランス)から4位のチョン・ウンソン(SMIアカデミー)まで上位にランクされた人たちが新年に満19歳でシニア舞台に上がるようになり、金ソンヨンがITF各種大会の成績を通じて集計するランキングポイントで836.25点で1位を占めるようになったのだ。

韓国男子選手が世界ジュニアランキング1位に上がるのは、現在金ソンヨンを指導しているSMIアカデミーのソン・ヒョングンコーチが麻浦(マポ)高校2年生のときの1991年に上がって以来14年ぶりだ。

金ソンヨンは「新年初のランキングで1位になるとは本当に気持ちが良い。もっと頑張りなさいという刺激になるようだ」と感想を明らかにした。

テニスコートを運営する父親の影響で幼い頃からラケットを握った金ソンヨンは186cmの長身で期待される。今年ITF1級大会である日本オープンとタイオープンで頂上に上がっており、イドックフィベ国際ジュニア大会でも優勝して「第2の李亨沢(イ・ヒョンテク)」と注目されている。

金ソンヨンを中学校1年生のときに見つけて後援している三星(サムスン)証券のチュ・ウォンホン監督は「生まれつきのテニス感覚と大胆な勝負根性を持っているため、大成する資質が十分だ」と誉めた。

「世界1位」という新年のプレゼントをもらった金ソンヨンの来年の目標は、4大グランドスラム大会ジュニア部で頂上に上がることだ。今年オーストラリアオープンとフランスオープンで相次いでベスト16入りに進出した金ソンヨンは最近1日6時間の厳しい訓練でサーブスピードを時速190kmまで引き上げており、両手のバックハンドも強化した。また、パワーをつけるために70kgに過ぎなかった体重を75kgまで増やしており、ウェートトレーニングにも力を入れている。

来年初めに1年先輩のチョン・ウンソンと三星証券入団契約を控えた金ソンヨンは来年1月13日出国して、シーズン初のメジャー大会であるオーストラリアオープン出場に備える。



金鍾錫 kjs0123@donga.com