「ミシェル、ミシェル…」。
「天才少女」ミシェル・ウィー（韓国名ウィ・ソンミ、１５）は０４年世界ゴルフ界を驚かせた最大の話題だった。
ゴルフ専門誌『ゴルフワールド』がミシェル・ウィーを「今年の１００大ニュースメーカー」の７位に選んだことに続き、２１日にはゴルフ専門チャンネル（www.thegolfchannel.com）も「今年のゴルフ１０大ニュース」で米プロゴルフ（ＰＧＡ）ツアーに出場してセンセーションを巻き起こしたウィーを１０位に選定した。
ＰＧＡツアー史上最年少の女子選手として記録されたミシェル・ウィーは、１月にハワイで行われたソニーオープンに出場し、イーブンパーと善戦したが、１打差で惜しくも予選落ちした。同大会でミシェル・ウィーと同じスコアを出した選手にはジム・フューリック（米国）、ダレン・クラーク（北アイルランド）などがいる。
ゴルフチャンネルは当時ウィーと練習ラウンドを回ったアーニー・エルスの感想を引用して、彼女の天才さに感心している。エルスは練習ラウンド初ホールの１０番で、３番ウッドで自分より２０ヤードも遠くに打ったミシェル・ウィーについて、「あれほどすばらしいスウィングをする女子選手は見たこともない。アニカ・ソレンスタムのスウィングも良いが、ミシェルが自分のスウィングを完成すれば、女子選手では最高の長打選手になるだろう」と話した。
「変わり者ゴルファー」のＪ・パーネビック（スウェーデン）は「バンクオブアメリカ・コロニアル大会（ＰＧＡツアー）に出場したソレンスタムの１００倍は印象的だった」とまで賞賛している。
ミシェル・ウィーはソニーオープン以後７つの米女子プロゴルフ（ＬＰＧＡ）ツアーに出場し、全ての予選を通過する快挙をあげた。アマチュアのため賞金はもらっていないが、７大会の成績を賞金に換算すれば２７万ドルで、今年ＬＰＧＡ賞金ランキングの４４位に当たる。
ウィーは来年１月に開かれるソニーオープンに再び出場する予定。父親のウィ・ビョンウクさんは最近のＵＳＡトゥデー紙とのインタビューで、「来年、男子大会からの招待が多いが、出場はまだ決まっていない。ソニーオープンの結果次第になると思う」と話した。
金相洙 ssoo@donga.com
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