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北京の韓国学校、授業中止へ

Posted December. 16, 2004 23:05,   

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中国・北京の育英学校に間借りしている韓国国際学校は16日の朝、育英学校が正門を封鎖したため、授業が行えなかった。

韓国国際学校に建物の一部を貸している中国育英学校側は同日、生徒らの登校時間に合わせて韓国国際学校の正門を一方的に封鎖、小中高生およそ600人全員が、登校できないまま帰宅した。中国学校側のこうした措置は、10月22日に北朝鮮脱出者29人が韓国国際学校内に駆け込んだのに続いて、15日午後、再び脱北者4人が同校に駆け込んだことによるものとみられる。

登校した生徒らは、正門が閉められていたため、正門の外でしばらくの間待った後、帰宅した。韓国国際学校は、建物のオーナーである中国学校側が事前に何の通報もなしに、こうした措置を取ったことについて遺憾の意を表明し、校門を開けるよう要請したが、中国学校側はこれを拒否したもようだ。

韓国国際学校の関係者は「中国公安当局者らが前日の夜遅くまで、中国学校の講堂で会議を行っていた点から考えて、彼らの指示によるものとみられる」とし、「外交チャンネルを通じて解決しなければ、授業中止の事態は長引くかもしれない」と話した。



黃有成 yshwang@donga.com