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「政府、企業の肩身狭くさせる」財界首脳が政府批判

「政府、企業の肩身狭くさせる」財界首脳が政府批判

Posted December. 10, 2004 23:21,   

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朴容晟(パク・ヨンソン)大韓商工会議所の会頭は10日「政府は、過去のデータを持って現在の企業を縛り付けている」と政府を批判した。

財界の「ミスターいやみ」とされる朴会頭は、同日ソウル中区南大門路(チュング・ナムデムンノ)のミレニアムソウルヒルトンホテルで開かれた大韓商工会議所主催の朝食会で「政府が3〜6ヶ月前の資料を持って分析しているのだから、企業の現実とかけ離れた対策が出ているわけだ」と皮肉った。

彼は、金仲秀(キム・ジュンス)韓国開発研究院(KDI)院長が、同日大韓商工会議所が招請した朝食会の講演を通じ「(政府が)足元の経済をつかんでいるわけではなく、3、4ヶ月、ひいては5ヶ月のものを知っているだけだ」と明らかにするや、このように述べた。

朴会長は「私たちが聞き知っているところでは、政府は各企業のすべての情報を手にしているため(足元の経済を)もっともよく知っていると思い込んできたが、(金院長が)今日打ち明けてくれた。金院長は、政府に建議をする際に企業の現実をきちんとつかんだ上でしてほしい」と頼んだ。

これとともに「参加政府の発足後、設備投資が大企業を除いて中小企業のみ減っている」という金院長の主張に対し、朴会頭は「大企業の全体設備投資が増えてこそいるが、三星(サムスン)電子とLG電子を除けば、残りの大企業の設備投資規模はかえってマイナスということをきちんと認識すべきだ」と反論した。

一方、金院長は同日の講演で「短期的な成長率よりは潜在成長力の伸長に重きを置くことだ」と強調した。

金院長は「経済成長率を短期的にある程度押し上げることはできるが、潜在成長力を超えていくことはできない。これはマラソンを完走するのに、オーバーペースをすれば途中であきらめるようになるのと同様だ」と説明した。さらに「現在、我が経済の潜在成長率が、ベストを尽くしても5%にしか及ばない。5%を5.5%か6%に引き上げるための体力作りをすることに神経を使うべきで、より早く走ることに重点を置いてはいけない」と加えた。



鞖克仁 bae2150@donga.com