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准将昇級が有力視される50人全員が将官に

准将昇級が有力視される50人全員が将官に

Posted December. 07, 2004 23:21,   

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陸軍本部(陸本)の人事担当実務者が、陸軍・准将昇級審査がスタートする以前に、実際の昇級者50人の完ぺきなリストを持っていた事実が、7日追加で確認された。国防部検察団は6日、陸本・人事参謀部のA中佐が10月3日、実際の昇級者50人のうち48人が含まれた「任官区分別の有力競争者」50人のリストを作成していた、と発表した。

しかし7日、A中佐が昇級審査がスタートした10月5日午前に2人を取りかえて、実際の昇級者50人と完全に一致するリストを作成した、と明らかにした。そのため、昇級審査の前に、すでに昇級者が内定されていて、正式な昇級審査機構の甲・乙・丙選抜委員会と最終選抜審議委員会などが、それを追認する役割だけをしていたのではないか、との疑惑がさらに深まっている。

陸軍は、「有力競争者」のリストについて、A中佐が個人的に、実際の進級者を予想してみるため作ったものであるだけだ、と釈明した。しかし、1151人の昇級候補者全体のうち50人を正確にあてるのは事実上不可能だというのが軍検察の見方だ。軍検察は、また、A中佐が昇級審査から3カ月前の7月に作成した昇級有力者100人余のリストで、実際の昇級者50人の大半の名前に○の印をつけておいたのも確認した。

しかし、A中佐は「リストを個人的に使用しただけで、選抜委など正式な人事機構に渡し、審査の過程に影響を及ぼしたりはしていない」とし「人事実務者として、個人的に予測した人と実際の昇級者の差が大きければ、むしろそれは恥ずかしいことだ」と反論した。



崔虎元 bestiger@donga.com