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北朝鮮50ヵ所で金父子批判ビラ 産経新聞報道

北朝鮮50ヵ所で金父子批判ビラ 産経新聞報道

Posted November. 18, 2004 22:58,   

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「金日成・金正日の10大うそ」と題して北朝鮮体制を批判するビラが平壌(ピョンヤン)、南浦(ナムポ)、新義州(シンウィジュ)、清津(チョンジン)、咸興(ハムフン)など50ヵ所でまかれたと、18日付の産経新聞がソウル発で報じた。

産経新聞が入手したビラは、労働党創建記念日である10月10日付で作成されたもので、金正日(キム・ジョンイル)総書記の家庭背景と主体思想の虚構性を批判する内容が書かれている。同紙によると、北朝鮮はこのために住民に対する思想教育を強化しているという。

ざら紙にボールペンで書かれたビラには、「金日成は富農の出身で労働党の階級路線からみれば敵対階層だ」とし、「万景台(マンギョンデ)の生家は収穫期に小作を雇っていたし、金日成は自転車に乗って小学校に通っていた」と批判した。

金総書記については「子供のとき『ユーラ』というソ連人名で呼ばれていたし、解放後にソ連の船に乗って帰国したソ連縁故者として、党の路線からみれば監視対象だった」と書いている。

主体思想に関しては「『政治の主体』で人民が主人になるどころか、首領絶対主義の世襲王朝を作った」とし、「金日成父子は国全体を首領の唯一思想で一色化し、全体人民を首領の思想的奴隷にした」と批判した。



hanscho@donga.com