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「北、十分な補償あれば核放棄」盧大統領が見解表明

「北、十分な補償あれば核放棄」盧大統領が見解表明

Posted November. 17, 2004 22:59,   

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中南米を歴訪中の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は、ブラジル紙「エスタド・デ・サンパウロ」との書面インタビューで、「北朝鮮は十分な補償さえ与えられれば、核開発を放棄すると判断している」と述べた。

盧大統領は会見で、「一部の強硬論者は北朝鮮が核兵器を開発するための時間稼ぎに出ているだけで、交渉する考えがないと主張したりもする。しかし、わが政府はそうでないと見ている」と強調したと、大統領府が17日明らかにした。

盧大統領はまた、「交渉で一番重要なのは当事国間の信頼であり、その面で会談への参加そのものを交渉の道具にするのは、交渉当事国間の信頼構築に決して役立たないということを、北朝鮮は深く認識しなければならない」と述べ、4回目の6者協議への参加を拒んでいる北朝鮮の態度を批判した。

盧大統領は韓国内の反米感情を聞く質問に対して、「今問題になっているのは反米感情(Anti-America Sentiment)であって、反米主義(Anti-Americanism)ではない。理念としての反米主義ではなく、特定のイシューを契機に噴出する反米感情は、水平的で健全な対米関係を望む積極的な意思表示の過程として認識する必要がある」と答えた。



金正勳 jnghn@donga.com