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首都圏の20坪マンションも保有税上昇…租税抵抗必至

首都圏の20坪マンションも保有税上昇…租税抵抗必至

Posted November. 16, 2004 23:11,   

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来年から保有税制の見直し案が動き出せば、ソウル江南(カンナム)地域の高価マンションのみならず、首都圏の20坪前後の中小型マンションと中低価マンションの税負担が大きく増えるものとわかった。

このため、ソウル江南の富裕層はもとより、首都圏の中間・庶民層の間でも租税抵抗が広範に生じるのは必死だ。

東亜(トンア)日報が16日、ソウルの江南区・瑞草区(ソチョク)・松坡区(ソンパク)などの江南地域を除いたソウル冠岳区(クァンアクク)・九老区(クロク)・道峰区(トポング)、京畿道軍浦市(キョンギト・クンポシ)など、首都圏の中小型および中低価マンション10ヶ所の今年の保有税負担額(財産税+総合土地税)と、来年度統合財産税負担予想額を調査した結果、8ヶ所は税金が今年より税金がかさむことがわかった。

このうち3ヶ所は、保有税の増加幅が大き過ぎ、税金の増加分が前年比50%を超えないようにする「50%上限ライン」を適用されるものとされる。

ソウル九老区新道林洞(シンドリムドン)の大林(テリム)マンション24坪型(基準時価1億5000万ウォン)に住んでいる朴氏の場合、今年の財産税4万7220ウォンと総合土地税(総土税)3万819ウォンを合わせて不動産保有税として7万8030ウォンを納めた。

ところが、来年は保有税が16万5000ウォンに増える。ただし、税金の増加分が前年比50%を超えないようにする上限ラインが適用されるため、来年はいったん11万7045ウォンを支払うことになるが、06年から16万5000ウォンを納付しなければならない。

ソウル冠岳区新林洞(シンリムドン)の新林現代(シンリムヒョンデ)マンション15坪型(基準時価8550万ウォン)に住んでいる金氏も、今年は財産税と譲渡税を合わせた保有税4万3390ウォンを納めたが、来年は6万8250ウォンに増える。

いったん、「50%上限ライン制」で、6万5085ウォンを支払うものの、06年から6万8250ウォンをすべて納めることになる。

さらに、財産税とともに課せられる都市計画税、共同施設税、地方教育税(財産税額の20%)など、「その他の税金」も大幅に上昇する見通しであるため、税金負担はさらに大きくなるものとみられる。



孔鍾植 申致泳 kong@donga.com higgledy@donga.com