○「怪力の少女」チャン・ハナ（１２、バンウォン小学校）が世界的なスポーツマネジメント企業のＩＭＧの関係者らを魅了させた。１４日、スキンスゲームの前に行われた「有望株ゴルフクリニック」で、コリン・モンゴメリー（スコットランド）に個人レッスンを受けたチャン・ハナはＩＭＧから「米国に留学に来ないか」と勧められた。
ＩＭＧの関係者らは同日、チャン・ハナのスウィングを見て、「本当に信じられないほど素敵なスウィング」と褒め称え、ＩＭＧが運営するフロリダ州デビッド・レッドベター・ゴルフアカデミーに留学に来れば、全てを支援すると約束した。チャン・ハナは２５０ヤードを上回る長打を武器に小学生部のゴルフ舞台を席巻しており、今年は韓国女子オープンに史上初めて小学生として出場したりもした。
○同日、ゴルフクリニックでタイガー・ウッズ（米国）のレッスン相手になる幸運に恵まれたのは、大邱（テグ）中央（チュンアン）小学校５年生の金ジンホ君（１２）。今大会を主催したＭＢＣは、２０万ウォンものギャラリー・チケット購入者の中からゴルフ有望株を物色する過程で、金君がウッズの熱狂的なファンだということを知り、金君を選定した。
ウッズの写真で部屋中を飾っているという金君は、４歳のときからゴルフを習い始めて、ベストスコアは９０だという。金君は、「写真やテレビでしか見ることのできなかったウッズに会って、直接レッスンまで受け、とても嬉しい」と喜んだ。ウッズは金君に自分の似顔絵にサインをしてプレゼントした。
○ウッズがインターロッキンググリップを使う理由は、手が小さすぎる時にゴルフを始めたからだという。ウッズは、「子供の時ゴルフを始めて、最初は野球バットを握るように取るベースボールグリップを使った。大きくなって、一般のグリップのオーバーラッピンググリップを使ってみたが、相変わらず手が小さくてうまく使えなかった」と打ち明けた。
ウッズはインターロッキンググリップを使い始めてから、手とクラブの密着力が良くなって、良いスウィングが出たし、後でオーバーラッピンググリップが使えるほど手が大きくなってからも、依然としてインターロッキンググリップを固守したと話した。インターロッキンググリップは右手の小指を左手の人差し指にかけるスタイルのグリップ。
安永植 ysahn@donga.com
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