Go to contents

幻想のショット対決 全員が勝者

Posted November. 14, 2004 23:16,   

한국어

賞金金額に関係なく、誰もが勝者だった。

14日、済州(チェジュ)ラオンGCで開かれた2004MBCラオン建設インビテーショナル(18ホール、スキンスゲーム)。賞金総額17万7000ドル全額を助け合い募金に寄付する親善試合だったが、「ゴルフの皇帝」タイガーウッズ(米国)、ラオンGC設計者のコリン・モンゴメリー(スコットランド)、崔京周(チェ・キョンジュ、シューペリア、テーラーメード)、朴セリ(CJ)らは、ショット対決では一歩も譲らなかった。

終始和気あいあいな雰囲気の中で行われたが、4人のチャンピオンは勝負師らしくチャンスが来ると決して逃さなかった。モンゴメリーは九つのスキンを取って7万5000ドルの賞金を獲得し優勝しており、ウッズは五つのスキンで5万1000ドルを獲得しスキン四つで5万1000ドルを獲得した崔京周と一緒に2位共同タイ。朴セリはスキンを一つも取ることができなかった。

バーディーで1番ホール(パー4)のスキンを取ってリードしたモンゴメリーは、五つのホールのスキン(4万7000ドル)が累積した10番ホール(パー5、557ヤード)を獲得し、ゲームを快速に進めた。

モンゴメリーは17番ホールまでに九つのホール、ウッズは五つのホールのスキンを得て、崔京周と朴セリはたった一つのスキンも獲得できないまま迎えた最終18番ホール(パー4)。

それまでの3ホールのスキンが累積して5万1000ドルがかかったこのホールで、モンゴメリーの第3ショットがホールカップのまん前で止まったせいで、最終勝負はバンカーショットのニアピン対決になった。

ウッズは3m45、モンゴメリーは1m27、朴セリは3m以上を記録した後、最後の選手として崔京周が出た。

同日、好調なバンカーショット感覚を見せた崔京周は、3000人余りギャラリーの関心が集中した同バンカーショットを、ホールカップ50cmに付けて、5万1000ドルのスキンを一気に獲得して、韓国人初の米PGAツアー優勝者のプライドを守った。

一方、男子選手たちと同等なティー(tee)で性対決を繰り広げた朴セリは、スキン獲得には失敗したものの、3番ホール(パー5)でバーディーを奪い、ウッズのバーディーを相殺するなど善戦してギャラリーたちの拍手喝采を浴びた。



安永植 ysahn@donga.com