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企業ら、「リスク要因が多く、来年の計画が立てられない」

企業ら、「リスク要因が多く、来年の計画が立てられない」

Posted November. 09, 2004 23:07,   

最近、各企業の経営企画室に勤める役人たちは、大半が金部長のように正常退勤とは程遠い生活をしている。普通は11月初めなら、経営企画チームは翌年の経営環境展望と会社内部与件に関する分析作業を完了していたはずだ。最高経営者はこの分析を土台に経営基調と目標を決める。

しかし来年はリスク要因があまりにも多く、企画担当者たちが経営環境展望を未だに確定できないでいる企業が多い。また、最悪のシナリオをどの線で作らなければならないかも苦心の対象だ。

企業らが共通で苦心中のリスクは、△為替レートリスク△中国リスク△内需回復可能性の有無△経済外的変数の4種だ。

△為替レートと中国リスク=企業らはウォンードルレートがどのぐらいの速度でどこまで落ちるかが予測しにくくて苦心している。

韓火(ハンファ)グループは10月末、ウォン相場を1ドル=1130ウォンと仮定して来年度経営計画を作成したが、最近、為替レートが急激に揺れていることから経営企画を修正している。

相当数の企業は基準為替レートを1050ウォン線で見直している。最悪の為替レートシナリオ、すなわちウォンードルレートがどの線まで落ちた時、赤字輸出になるのかを分析する会社も増えている。

LG化学のように対中輸出の比重が高いか、現代−起亜(ヒョンデーキア)自動車やLG電子のように、中国に大規模の生産法人を持っている企業らは、中国リスクのため頭を抱えている。中国人民元の切り上げ時点と中国の来年度経済成長率の展望水準によって、経営企画が大いに変わるからだ。

△展望もできない内需回復時点=流通、ファッション、家電、飲食品など内需企業は消費心理回復時期を展望できなくて困っている。ロッテ・グループのある関係者は、「政府の発表では、内需景気が底を打ったと言うが、現場では消費心理の回復はまだ遠いという報告が出され続けて、経営基調を取るのが難しい」と述べた。来年度新規割引店を開設するかどうかを決められないでいる流通業者もかなり多い。

銀行など金融会社らも中小企業と自営業者たちの延滞率水準のため悩んでいる。ウリィ金融持ち株のユ・ヨンジュ戦略企画チーム部長は、「内需沈滞が続けば、多くの中小企業が限界に達すると予想される。銀行の来年リスクは、中小企業の貸し出し管理にかかっている」と述べた。

△油価および経済外的変数=航空、石油化学など油価に敏感な業種は基準油価設定に大変だ。油価が需要と供給要因だけでなく、中東情勢など経済外的変数によって決まる傾向が大きくなり、油価予測が難しくなったためだ。

建設会社らは政府政策に触覚を逆立てている。クォン・ピルサン大林(デリム)産業企画担当専務は、「政府の不動産政策、行政都市、ニューディールの影響を正確に分析できないので、来年の計画を立てられないでいる」と述べた。



李炳奇 鞖克仁 eye@donga.com bae2150@donga.com