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「良い予感」朴祉垠が生涯初のホールインワン

「良い予感」朴祉垠が生涯初のホールインワン

Posted October. 28, 2004 23:38,   

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「グレース(朴祉垠の米国名)、ここで自動車をもらうんだ。今日ホールインワンしてはいけない」。

韓国の諺に、「言ったのが災い」というのがあるが、専属キャデーのデイブ・ブルーカーが膓炎にかかったため、臨時に雇った朴嬉貞(パク・ヒジョン)、CJのキャデーであるエンディー・ギアードの一言がそのまま実現するとは。

17番ホール(パー3・本来は165ヤードだが、本人は144ヤードだと言った)で7番アイアンを握ってパンチショットを飛ばした朴祉垠(パク・ジウン)。ナイキゴルフのボールは、グリーンの上に落ちた後、サイドスピンがかかりながらホールにぐいっと吸い込まれた。ホールインワン。29日、済州(チェジュ)クラブ・ナインブリッジで開幕する米女子プロゴルフ協会(LPGAツアー)CJナインブリッジ・クラシック(賞金総額135万ドル)に先立って、28日開かれたプロアマ大会。

最近、二つの大会で連続して準優勝するなど、今年だけで準優勝を6回もした朴祉垠は、プロアマではあるものの、初めてのホールインワンを飾り、同大会での優勝を予感させた。

ラウンディングが終わった後、「本当に初めてですか」と聞くと、朴祉垠は、「そうです。もっと大きい秘密を一つお知らせしましょうか。セリ先輩もまだホールインワンはしていないそうです。あとで先輩に会ったら自慢するつもりです」と言って微笑んだ。

正規ラウンドではないので、17番ホールにかけられた自動車(プジョー407)の代わりに、200万ウォン相当のオメガ時計をホールインワンの景品でもらうことになった朴祉垠は、あいにくにもローレックス時計の弘報大使だ。2日前までは寒さに強風まで吹き付けたナインブリッジの天気は同日、最高気温21度に風も爽やかで、選手たちは皆気持ち良いプロアマ・ラウンディングをした。デ−ペンディング・チャンピオンである安是眩(アン・シヒョン)は、「天気も良くてコンディションも良い」とにこにこした。

父親の朴ジュンチョル氏のアドバイスで、苦手だったドライブショットを修正した朴セリ(CJ)はラウンディング後、「今はボールがまともに行くようだ。感じが良い」と明るい表情。彼女は、「今年は様々な面で価値のある1年だった」と、最近のスランプがむしろ「良い薬」になっていると言った。

一方、大会主催側は今年から、優勝者に陶磁器を贈り「グリーン・ジャケット」の代わりに韓国の伝統衣装を着せることにした。



金相洙 ssoo@donga.com