01年9・11テロ以後、国際テロリスト容疑者20人が国内入国を試みたが空港で摘発され強制出国させられていたことが明らかになった。このうち、今年入国を試みた国際テロリスト容疑者は、9月末現在までで8人であることが分かった。
政府当局者は7日、「9・11テロ以後、国際テロ分子と疑われている容疑者20人を空港の入国審査過程などで摘発し、強制出国させた」とした上で、「20人のうち、今年に入って摘発され、強制出国させたのは8人」と述べた。同当局者はまた、「彼らは国際テロ分子と名前が似ていて、正確な身元の確認が難しく、国内での滞在目的が不明瞭なテロ容疑者だ」と説明した。
政府によると、1985〜1999年の間、日本赤軍派所属のテロ容疑者の茂田和義らをはじめ国際テロ容疑者61人が入国審査過程などで摘発され、強制出国させられた。政府は、現在テロとつながりのある81ヵ国の5049人に対して、入国禁止措置を取っている。
また別の政府関係者は、「国内の外国人不法滞在者への管理が不備なので、テロ集団の組織員が国内で活動している可能性は排除できない。テロ集団の組織員が産業研修生などの身分になりすましている可能性もある」と述べた。
李勳 dreamland@donga.com






