三星(サムスン)電子は20日、回路線の幅が60ナノメートル(nm・1ナノメートルは10億分の1m)で、髪の毛の太さの2000分の1に過ぎない8ギガビット(Gb)NAND型フラッシュメモリー製品を開発したと発表した。
すでに世界のトップにあるメモリー半導体と共に、携帯電話用中央処理装置(CPU)など、非メモリー半導体と共に成長させるという経営戦略も公開した。
三星電子の黄昌圭(ファン・チャンギュ)半導体総括社長は同日、ソウル新羅(シルラ)ホテルで開かれた記者会見でこのように発表し、「世界に先駆けてフラッシュメモリーで60ナノ技術を商用化することにより、半導体ナノ技術では三星電子が『絶対強者』であることが確認された」と話した。黄社長はまた、「来年はこの技術を適用した製品を量産する」と付け加えた。
60ナノ・フラッシュメモリーを利用して作る16ギカバイト(GB)級フラッシュメモリーカードには、DVDレベルの高画質映画10本やMP3などの音楽ファイル約4000曲を保存することができる。
三星電子は01年に100ナノ製品を開発して以来、02年90ナノ、03年70ナノと、世界半導体業界に最先端製品を発表し続けてきた。
三星電子は同日、世界最大容量の「80ナノ級2ギガDDR2Dラム」新製品と、現在までに開発した製品の中で処理速度が最も速い667MHzの携帯電話用CPUも同時に発表した。
黄社長は「すでに世界1位であるDラム、Sラム、フラッシュメモリーなど、メモリー半導体に続き、今年は多重チップ(MCP)部門でトップとなる。また、07年までには携帯電話用CPU、カメラ付き携帯電話用イメージ・センサー(CIS)など、非メモリー半導体分野でも世界最高を目指す」と話した。
電源が切れても保存された情報が消えないフラッシュメモリーのなかで、速度が早く、大容量情報を保存するのに最適な製品だ。デジタルカメラ、MP3プレーヤー、携帯電話などの保存媒体として使われる。
朴重鍱 sanjuck@donga.com






