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[社説]両江道の爆発事故、政府は何をしたのか

[社説]両江道の爆発事故、政府は何をしたのか

Posted September. 13, 2004 22:02,   

北朝鮮の両江道(ヤンガンド)で発生した大規模な爆発は、水力発電所建設のための山の爆破作業だったと英BBC放送が報じた。北朝鮮の白南淳(ペク・スンナム)外相が訪朝中の英国の閣外相に明らかにした内容だ。北朝鮮政府の公式説明と見てもいいだろう。これで「核実験」から「山火事」に至るあらゆる推測が飛び交った今回の事件は、ハプニングに終わる公算が強くなったが、今回の騒動の残した余韻はすっきりしない。

何よりも、韓国政府がこれまで何をしたのかという点だ。政府は最初、事故を認知し真相を把握中だと言ったが、事件発生5日目の昨日までこれといった内容を明らかにできなかった。誰よりも北朝鮮の内部事情を詳細に把握していなければならない政府が、基礎的な事実関係さえ確認できずにうろたえているのだ。政府独自の北朝鮮情報収集能力がこの程度なのか、韓米情報チャンネルは十分に稼動しているのか、疑問を抱かざるを得ない。

政府が一貫して北朝鮮に対する和解・協力政策を展開してきた点に照らしてみても、今回のことは失望させられる。政府は、閣僚級会談や西海(ソヘ、黄海)上の軍事ホットラインなど、南北間に持続的な対話チャンネルができていると強調してきた。政府の主張どおり南北関係が著しく改善したなら、このように重大な事案が発生した場合、北朝鮮に直接問い合わせようとなぜしないのか。

北朝鮮の態度も問題である。北朝鮮は、国際的な疑惑にまで浮上した事に対して、韓国政府ではない第3国の外交官に真相を明らかにした。北朝鮮の突発状況を憂慮する韓国政府は眼中にもないことを示したのだ。これがいわゆる北朝鮮が強調してきた「民族共助」なのだろうか。国際社会が北朝鮮の「10月核実験説」に敏感になっているという点でも、今は北朝鮮がもう少し慎重に行動すべき時だ。

政府は今回のことを契機に、北朝鮮に対する情報体系の補完など必要な措置を取らなければならない。北朝鮮外相の発言も真偽を綿密に検証すべきである。