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北京日本人学校に脱北者29人駆け込み、日本大使館で事情聴取

北京日本人学校に脱北者29人駆け込み、日本大使館で事情聴取

Posted September. 01, 2004 22:01,   

脱北者29人が1日、中国北京の朝陽区にある日本人学校に駆け込み、韓国への亡命を要求した。29人の身柄は、その後日本大使館に移送され事情聴取を受けている。

日本外務省も1日午前11時半(現地時間)、脱北者と見られる一行29人が日本人学校に駆け込んだことを確認した。

今回の日本人学校駆け込みに関与した人権団体の関係者は、「先月初めから約1ヵ月間、中国各地に散らばっていた脱北者たちを北京に集め、韓国行きを実現するためには日本人学校へ駆け込むのがベストだという結論に至った」と明らかにした。

29人の内訳は、男性11人、女性15人、子供3人。このなかには、咸鏡北道会寧(ハムギョンプクト・フェリョン)の第12号矯化所(刑務所)の元所長と韓国戦争に義勇軍で参戦した人、家族の脱北で高官から退かさせられ地方に追放された人も含まれているという。

北朝鮮を脱出して1週間経ったばかりの人から、脱北後5、6年も中国に滞在している人までケースも様々だと、人権団体の関係者は伝えた。子供3人は、両親とともにここ1年余りを中国の山間部で穴蔵を作って過ごすなど最悪の環境を耐え抜いてきたという。

29人は、北京の外国公館や外国人学校に駆け込んだ例では最も多い人数だ。

北京で朝陽区のリドホテル付近にある日本人学校周辺は、中国公安要員が普段より増員されたものの、平穏な状態を保っている。

日本人学校には昨年2月にも脱北者4人が駆け込み、日本大使館の保護を受けた後、シンガポールを経由して韓国入りしている。



黃有成 yshwang@donga.com