
韓国五輪サッカー代表チームは、アテネ五輪を控えて行った最後の評価試合で大勝を上げたが、「ワールドカード」のMF金南一(キム・ナムイル、27、全南ドラゴンズ)が負傷で五輪に参加できなくなり、戦力に支障が生じることになった。
韓国は6日、フランス・パリ外郭のクレルポンテン・ファバロ球場でおこなったフランス領マルティニクの「ラシンクラブ」との練習試合で、2ゴール1アシストを記録した李天秀(イ・チョンス、レアル・ソシエダード)の活躍で4—0の勝利を上げた。
韓国は李天秀が前半20分ドリブル突破に続いたシューテングでゴールを決め、5分後また追加ゴールを決めた。李天秀と一緒にスリートップに出た崔兌旭(チェ・テウク)と曹宰榛(チョ・ジェジン)もそれぞれ前半30分と後半11分に1ゴールずつを決めた。
しかし、五輪チームの中央指令塔を担う金南一は前半35分、右足を挫いて金斗鍱(キム・ドゥヒョン)と交替した。足の甲の骨折で6週間ぐらい休まなければならないという判定が出た金南一は五輪出場が不可能となり、7日帰国する予定だ。
五輪代表チームのコーチングスタッフは攻撃型MFの鄭暻鎬(チョン・ギョンホ、24、蔚山現代)を代替選手として緊急に呼び出した。鄭暻鎬はボンフレール監督率いる国家代表チームにも選ばれ、先月中国で行われた2004アジアカップにも出場していた。Aマッチ記録は12試合に出場し3ゴール。鄭暻鎬は「10分のプレーでも最善を尽くす」と話し、強い意欲を見せた。
五輪代表チームは宋鐘国(ソン・ジョングク、フェイエノ−ルト)に続いて、金南一まで出場できなくなり、これまで一番大きな問題点として指摘されてきた守備力の補強に差し支えが生じるものとみられる。
一方、韓国とアテネ五輪本戦組別リーグの初試合を行うギリシャも、海外派の攻撃手ヨアニス・アマナティディス(23、ドイツ・カイザースラウテルン)が6日、練習途中に足を骨折し五輪出場ができなくなった。188センチの長身FWでヘディングと突破能力に長けているアマナティディスはユーロ2004優勝メンバーのディミトリオス・パパドポウロス(パナシナイコス)と共に、韓国代表チームには最高の警戒対象だった。






