Go to contents

国内初の「尊敬される企業」番付で三星SDIがトップ

国内初の「尊敬される企業」番付で三星SDIがトップ

Posted June. 20, 2004 22:42,   

国内主要上場企業に対し財務実績と経営革新、透明経営、職員と顧客の満足、社会貢献と環境への配慮などを総合的に評価した「尊敬される30大韓国企業」の調査で大手ディスプレー(映像装置)メーカーの三星(サムスン)SDIが1位を占めた。三星電子が僅かな差で2位に上がり、新世界(シンセゲ)、KT&G、LG電子がそれぞれ3、4、5位となった。

東亜(トンア)日報社と韓国IBM—BCSは20日、国内200大上場企業(コスピ200種目)を対象に株主、職員、顧客、社会、環境の5分野、52の主要成果指標を評価して、「尊敬される30大韓国企業」を共同で選定し発表した。韓国IBM—BCSは、世界有数のコンサルティング会社であるIBM—BCSの韓国法人だ。

両社は「尊敬される30大韓国企業」を毎年発表し、正しい企業像を定着させていくことにした。

「尊敬される企業」の選定は、海外で米経済専門誌フォーチュンなどがグローバル企業を対象に毎年行っているもので、国内では初めて行われた。

今度の調査は8ヵ月間にわたる評価体系開発やアンケート調査などの過程を経て進められ、101企業がアンケート調査に応じた。また、各界の専門家7人が諮問委員として参加した。

業種別では30大企業のうち製造業が19社と最も多く、金融機関(5社)がその後を次ぎ、建設、電気、ガスなどがそれぞれ2社、流通と広告がそれぞれ1社だった。

公営企業の中で民営化が完了した企業ではKT&Gの他にPOSCO(21位)が上位30位内に入った。

三星SDIは職員と社会分野で1位を占め、株主分野では国民(ククミン)銀行が1位を占めた。顧客分野の1位には太平洋(テピョンヤン)が、環境分野の1位にはLG電子がランクされた。

5分野別の平均点数は、顧客(73.3)、職員(69.52)、株主(66.49)に比べて環境(61.91)と社会(55.97)分野が相対的に低く、この分野の改善が必要だと指摘された。



李院宰 李炳奇 wjlee@donga.com eye@donga.com