
サッカーの韓国代表チーム次期司令塔の優先交渉対象者に選定されたアラブ首長国連邦アル・アイン監督のブルーノ・メツ氏(50)との契約は事実上白紙に戻った。
大韓サッカー協会は4日、「ヒディンク元監督とほぼ同じレベルの年俸(100万ドル+オプション、推定)を提示したが、メツ監督が要求する金額とは相当な差がある。メツ監督がこの提案を受け入れなければ、これ以上修正提案をしないという方針を決めた」と明らかにした。協会は6日までメツ監督が提案を受け入れない場合、7日技術委員会を開いて対策を話し合う予定だ。
▲メツ断念の背景〓協会がメツ監督を諦めるようになった背景には「値打ちの違い」が一番大きな原因だ。また、交渉の過程で現われた彼の二重的な態度、所属クラブとの関係なども複合的に働いた。
メツ監督はカタールのアル・イティハドで提示した170万ドル以上の年俸を期待した。彼はまた、技術委員会の検証団と現地で接触した際、韓国代表チームを引き受けるという意思を明らかにしておきながら、カタールに行ってはアル・イティハドと交渉をするなど、「二重プレー」を展開した。
迎え入れ交渉の実務責任者を務めるサッカー協会のカ・サムヒョン国際局長は、「これ以上振り回されないで、一定の距離を堅持するというのが協会の立場だ」と述べた。
▲今後の日程〓3人の他の候補の中で優先交渉対象者を選ぶか、振り出しから新しく検討するかはまだ定かでない。許丁茂(ホ・ジョンム)技術委員会副委員長は、「メツ監督の迎え入れが失敗する場合、代案がある」と話して、フェリペ・スコラーリ・ポルトガル監督、マイケル・マッカシー・サンダーランド監督、セノル・ギネシュ前トルコ監督の中で選ぶこともできることを示唆した。
しかし、これまでの候補選定資料を白紙に戻して、初めからやり直す可能性もある。一部ではかえって国内監督を起用しようという意見も出ている。許副委員長は、「これまで監督候補の選定過程を公開したため、多くの問題点が露出しただけに、これからは非公開で事を進める」と話した。
金尙浩 梁鍾久 hyangsan@donga.com yjongk@donga.com






