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棄却判決、「選挙法違反」指摘では一瞬緊張も

棄却判決、「選挙法違反」指摘では一瞬緊張も

Posted May. 14, 2004 23:06,   

「記者会見の場で特定政党を支持する発言を行ったのは選挙法違反に当たる」

「現行の選挙法を官権選挙時代の遺物にこき下ろした盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の行為は憲法守護義務に違反したものだ」

14日午前10時3分頃、尹永哲(ユン・ヨンチョル)憲法裁判所長が判決文を読み上げながら盧大統領の憲法と法律違反事実を条目別に指摘すると、法廷中の緊張感が高まった。盧大統領が憲法65条1項の「大統領が職務執行において憲法と法律に違反した場合、国会は弾劾訴追を議決することができる」という規定によって罷免されるかも知れないという空気が流れた。

文在寅(ムン・ジェイン)弁護士ら盧大統領代理人団側は口を固くつぐんだ。半面、訴追委員らは座り直すなど、高い関心を示す様子だった。

午前10時23分頃、尹所長が「大統領を罷免するかどうかについて判断する」と述べると、訴追委員と代理人団双方の緊張感は最高潮に達した。

「この事件の審判請求を棄却する」という主文が読み上げられると、代理人団の顔には安心感が広がった。代理人団の幹事を務めた文弁護士は、「結果的に不当な弾劾訴追だったことが明らかにされた。言葉で言い表せないほど嬉しい」と涙ぐんだ。

文弁護士はまた、「長い間天文学的な社会的費用が浪費された。今回の事件を生かして発展のキッカケにしてほしい。憲法裁が一部弾劾事由に相当する部分を指摘したが、これを謙虚に受け止めて尊重する」と述べた。

一方、国会訴追委員のハンナラ党の金淇春(キン・ギチュン)議員は判決直後、「きょうを持って弾劾に対するすべての議論は終るべきだ。大統領がもっとまじめに職務を遂行してくれることを期待する」と述べた。金議員はさらに、「大統領も弾劾の対象になれることを明確にしたこと自体が法治主義を実行した意味があると思う」とつけ加えた。

憲法裁の前に集まった人々の間でも悲喜が交錯した。「盧武鉉を愛する人々の集い」会員20人余りは棄却発表を聞いて、「万歳、勝った」と歓呼した。一部会員は抱きしめ合って涙を流した。

反面、「北核阻止市民連帯」など保守団体関係者ら50人余りは、「認められない。大統領は自ら退け」と大声を出した。警察は同日、5つの中隊500人余りを憲法裁周辺に配置して万が一の事態に備えた。



李泰熏 jefflee@donga.com