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14歳のミシェル・ウィ、ローレウス新人賞 歴代最年少

14歳のミシェル・ウィ、ローレウス新人賞 歴代最年少

Posted May. 11, 2004 22:36,   

「ゴルフの天才少女」ミシェル・ウィ(韓国名ウィ・ソンミ、14)が「スポーツ界のオスカー」として知られるローレウス・スポーツ賞の新人賞を受賞した。

ミシェル・ウィは11日、ポルトガルのリスボンで行われ、世界70ヵ国のスポーツ専門記者およそ400人の投票で選ばれるローレウス・スポーツ賞の表彰式で新人賞に選ばれ、歴代最年少の受賞者となった。

ミシェル・ウィは昨年、US女子アマチュアリンクス選手権で最年少優勝を果たしたほか、米LPGAツアーに7回出場して6回を予選通過するなど優れた活躍ぶりにより、男女を代表して03年世界スポーツの「ニューフェース」に選ばれる栄誉に輝いた。

ローレウス・スポーツ賞は、世界的な自動車会社のダイムラークライスラーや高級時計のカルティエなど、有名ブランドを持つスイスのリシュモングループが共同で制定、1999年から始まった。

男子の最優秀選手賞はカーレースの「皇帝」ミハイル・シューマッハ(ドイツ)が受賞した。シューマッハが同賞を受賞したのは、この3年間で2度目。

2年連続の女子最優秀選手賞にノミネートされた「ゴルフの女帝」アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、3回目の挑戦で、ようやく受賞した。昨年、米LPGAツアー最多勝の6勝をおさめ、58年ぶりの男子ツアー出場を高く評価されたという。

このほか、イングランドのラグビー代表チームが最優秀チームに選ばれ、01年のオートバイ事故で重傷を負ったものの、リハビリ訓練の後、男子ワールドカップスキー覇者となった、ヘルマン・マイヤー(オーストリア)が、再起選手賞を受賞した。



安永植 ysahn@donga.com