「韓国版フロリダ・マーリンズ」
プロ野球の斗山(トゥサン)が理想と思うチームだ。
フロリダ・マーリンズは大リーグで「低費用・高効率」を実現した代表的なチーム。昨年、選手団の年俸総額が5250万ドルで、30球団の中で20位の水準でありながら、年俸で3倍も多いニューヨーク・ヤンキース(1億5690万ドル、1位)を破ってワールドシリーズ優勝を獲得した。
現地のメディアは両チームのワールドシリーズ対決を「ダビデとゴリアテの戦い」に喩えているが、若い選手らによる固い団結を誇るマーリンズは結局優勝を手にした。
1997年、スーパースターを集めてワールドシリーズで優勝したマーリンズは以降方向を旋回し、若くて見込みのある新人級選手を集中的に育てる戦略で現在の強チームを誕生させた。マーリンズは今季も29日現在14勝7敗で、ナショナルリーグ先頭を維持している。
一時、強力な打線によって「ドリーム・チーム」と呼ばれていた斗山ベアズ。しかし、今はウッズ、沈正洙(シム・ジョンス)、鄭守根 (チョン・スグン)など主力メンバーが皆チームを離れている。否、「斗山の方から追い出した」という表現がより正確かもしれない。この選手らの天井知らずに跳ね上がる契約料を支払う余力がなかったためだ。
その代わり、斗山は「低費用・高効率」戦略を選んだ。斗山の団長役を務める金スンヨン経営管理部長は「検証済みのスターを高額で迎えて強チームをつくるよりは、見込みのある新人を育て、強い戦力を備えるのが私たちの目標だ」と話した。
同部長は「新人選手養成のために、京畿道利川(キョンギド・イチョン)に専用の練習場と宿所を建設する。来月から工事を開始するが、来年までに完工の予定だ」と説明した。
ここ数年間、中核メンバーが次々とチームを離れていった斗山は昨年、鄭守根と沈哉学(シム・ジェハク)まで他チームに移った。しかし、斗山の今年の成績は11勝1分け10敗と3位。最下位になるという大方の予想を裏切って、投手の李ジェヨン、内野のソン・シホンとチョン・ウォンソク、外野のカン・ボンギュなど新人の有望株が活躍した。
新任の金ギョンムン監督は「昨年10月からの仕上げ練習で彼らが汗を流す過程を見て可能性を見出した。周りは斗山を弱体と見ているが、ベスト4入りも可能だと信じている」を自信を示した。
金相洙 ssoo@donga.com






