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重傷者500人…治療はお手上げ状態 爆発6日目の北朝鮮

重傷者500人…治療はお手上げ状態 爆発6日目の北朝鮮

Posted April. 27, 2004 22:41,   

「ある子供は破片とやけどで全身を引き裂かれたまま、お父さん、お母さんと呼びながら呻いていたが、2日後に死んだ」。

北朝鮮の龍川(ヨンチョン)駅爆発事故6日目である27日、中国国境都市の丹東には現地の惨状を知らせる悲惨な情報が相次いで伝わってくる。

龍川に親戚のある丹東のある朝鮮族は「中学校3年生である甥(15)が学校から帰ってくる途中、事故にあって新義州(シンウィジュ)道立病院に運ばれたが、まともに手当てを受けることができずに死んだ」とし「丹東の叔母2人が痛み止めと火傷薬を買って新義州に入ったが、もう遅かった」と涙を流した。

新義州の道立病院、市立病院、紡織病院、産院病院など4つの病院には重傷者400〜500人が収容され治療を受けているが、「死を待ちながら、(生を)あきらめた人が多い」と現地の消息に詳しい北朝鮮華僑が伝えた。

この華僑は「やけどで肌が焼けただれるか、目の傷のひどい子供たちが痛みを訴えながら泣き叫んでいるが、痛み止めさえ与えることができず、お手上げ状態で見守っている」とし「病院に収容されることができなかった火傷患者の大部分は、町内の漢方病院で手当てを受けているが、膏薬を貼るだけで他の治療手段がない」と伝えた。

事故復旧のために龍川から南の鹽州(ヨムジュ)に駐屯している北朝鮮軍兵力が投入されたことはわかったが、重装備と資材の不足で体系的な復旧作業は行われていないと現地消息筋は伝えている。

ある消息筋は「死亡者は軍人が近隣の野山に埋めたと聞いた。龍川が焦土化し、突然家を失った被災者たちはホームレースに近い生活を過ごしている」と伝えた。

26日午後11時20分頃、中朝友誼橋(鴨緑江鉄橋)を渡って救護物資を積んだ特別列車が新義州に入った。ある消息筋は「鋼鉄と建築資材などを積んだものとみられており、貨物車両は15両程度だった」と伝えた。しかし、大部分の救護物資はトラックで北朝鮮に搬入されている。

北朝鮮の朝鮮民族経済協力連合会(民経連)の支援要請を受けた「ワールドビジョン韓国」は27日、毛布5000枚を送るために丹東で民経連の丹東事務所職員らと会った。「北朝鮮龍川駅爆発事故のための被害同胞助け合い運動本部」関係者らも同日、丹東に到着して救護品を渡す案を北朝鮮側と協議した。



黃有成 yshwang@donga.com