第1四半期(1〜3月)に政府が支出した資金が43兆4000億ウォンと、半期基準では史上最高値を記録した。これは政府が社会間接資本(SOC)の投資と職場創出事業など内需景気回復のために財政を早期執行したことによるもの。
11日、企画予算庁によると、第1四半期に年間予算の27.3%の43兆4000億ウォンが執行された。
これは前年同期の39兆4000億ウォンに比べて4兆ウォン増加したもので、年間予算のうち第1四半期に執行された割合も25%から2.3%ポイント高くなった。当初第1四半期の財政執行計画である42兆7000億ウォンに比べて7000億ウォン増加したものである。
今年の第1四半期の財政執行は金額基準でも年間予算対比執行比率基準でも史上最高値である。
分野別では、景気てこ入れ策の効果が大きいSOCで早期発注と先金制度を積極的に活用し、当初計画した4兆4000億ウォンより1兆ウォン多い5兆4000億ウォンが執行された。また、地方の景気回復を後押しするための自治体補助金も、計画より2000億ウォン増の3兆9000億ウォンが援助された。
賃貸住宅融資などには2兆2000億ウォンが執行され、計画より3000億ウォンが増加した。住宅公社と土地公社の資金執行は、板橋(パンギョ)新都市開発などのための土地補償が活発に進められたことを背景に、計画より5000億ウォン増の1兆9000億ウォンほどが執り行われた。
中小企業支援事業は当初計画された1兆4000億ウォンより1000億ウォン減の1兆3000億ウォンがだった。
青年失業者解消などのための公共部門の職場創出事業は、第1四半期に計画していた18万人より7000人多い18万7000人を記録した。
予算庁は第2四半期(4〜6月)にも輸出中心の景気回復傾向が消費、設備投資など内需部門にまで広まるよう財政の早期執行基調を維持し、上半期の財政執行目標である87兆2000億ウォン(年間計画の54.8%)を達成する方針だと明らかにした。
財政の早期執行は景気回復のために不可避な側面もあるが、一部では政府が今年の総選挙を意識して財政をあまりにも早く執行するのではないかという指摘も出ている。
ミョンチ大学の趙東根(チョ・トングン、経済学)教授は、「選挙を控えた時点で、政府は財政を早期執行しないわけにはいかない」とし、「選挙が終わった後、『実弾』の足りない政府がどんな政策を打ち立てていくかが問題だ」と述べた。
また、「景気回復のための手段として財政を選択したことは認めるが、結果的に追加更正予算の編成などへと続き、財政負担が大きくなるだろう」と警告した。
申致泳 高其呈 higgledy@donga.com koh@donga.com






