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宣の弟子たち、注目を集める

Posted April. 09, 2004 23:09,   

ここ10年間三星(サムスン)が輩出した投手の中から一人を選ぶとすれば誰だろうか。これといっためぼしい名前が思いつかない。ずっしりした球威のために「次世代エース」とはやされる高卒最優先順位入団の投手キム・ジンウンは依然期待株にとどまり、現在レギュラーの座をものにしたイム・チャンヨンとノ・チャンジンは他の球団から買ってきた投手だ。

3、4年間手塩をかけて育てた選手はなく、莫大な財源をだしに「即時戦力」となる、他のチームの選手をかきあつめただけだ。

その点、今季宣銅烈(ソン・ドンニョル)主席コーチが目をかけている投手の面々が注目を引いている。クォン・ヒョク(21)、クォン・オジュン(24)、ユン・ソンファン(23)など昨年までは三星で名前すら上がらなかった投手が株を上げているのだ。

とりわけ、サウスポーのクォン・ヒョクとサイド・アーム・スロー投手のクォン・オジュンはインパクトがある。浦鉄工科高等学校を卒業し02年に三星に高卒最優先順位で入団したクォンの長所は187cm、85kgの理想的な身体条件にスピードの速いボールを駆使するサウスポーだということ。

昨年末から1軍で頭角を現し、今季選抜された。最初の先発登板である7日、光州(クァンジュ)起亜との対戦で7イニング4安打1失点のすばらしいピッチングで初勝利を飾った。宣コーチは今年ストーブリーグでLGが「イ・サンフン(現在SK)とトレーディングしよう」と持ちかけた時も断固として首を横に振るほど、クォンに対する愛着が強い。

クォンが登板した翌日の8日、光州起亜戦で先発投手に出たクォン・オジュンもやはり「びっくりショー」を見せた。8イニングの間4安打1失点で99年デビュー以来6年ぶりに初勝利を飾ったのだ。

釜山(プサン)商業高等学校—トンイ大学出身のルーキーであるユン・ソンファンは中継投手として試合の経験を積んでおり、2軍ではクォン・オジュンが有望株に挙げられている。

宣コーチは、「無名の選手に自信を持たせることが最も大切だ。ストーブリーグで『お前のボールが最高だ』と励まし、自分のボールに自信を持たせるようにした。彼らの技が活かされてこそ三星の野球がさらに強くなる」と述べた。



金相洙 ssoo@donga.com