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総選挙、2極対決の様相 本紙が世論調査

Posted April. 02, 2004 22:49,   

第17代総選挙の公式選挙戦が2日から始まり、13日間の熱戦に入った。

特に、今回の選挙は、既に「弾劾審判論」を掲げたヨルリン・ウリ党と「巨大与党けん制論」を主張するハンナラ党という両党の2極対決の様相を呈しており、ソウル・京畿(キョンギ)・仁川(インチョン)などの首都圏と、釜山(プサン)−慶尚道(キョンサンド)地域での結果で最終判定が決まる見通しだ。

本紙が世論調査会社のコリアリサーチセンター(KRC)に依頼し、第17代総選挙候補登録の締め切りだった1日、全国の有権者1995人を対象に電話調査を行った結果、総選挙で支持する候補の所属政党は、△ウリ党44.4%、△ハンナラ党20.8%、△民主労働党5.0%、△民主党2.5%、△自民連1.1%と続いた。

ウリ党の支持率は3月27日に行った本紙の調査時より2.2ポイント下がり、ハンナラ党の支持率は4.0ポイント上昇した。

当初三つ巴の1極を成していた民主党は、趙舜衡(チョ・スンヒョン)代表と秋美愛(チュ・ミエ)選挙対策委員長との葛藤の溝が深まりつつある上、公認候補のうち39人が不出馬を表明したため、支持率が急落している。民主党の支持率は、3月24日の調査で民主労働党に追い越されて以来、今回の調査ではその格差がさらに広がっている。

一方、ハンナラ党の場合、「朴槿惠(パク・グンヘ)効果」が既に大邱(テグ)−慶尚北道(キョンサンブクト)地域で鮮明に現れ、首都圏へと広がっていることが確認された。

ハンナラ党の朴代表は同日、馬山(マサン)3・15国立墓地の参拝を皮切りに、昌原(チャンウォン)、鎭海(チンへ)、金海(キムヘ)、梁山(ヤンサン)を訪問し、「今回の総選挙がハンナラ党に与えられた最後の機会と思って『民生政党』として生まれ変わりたい。巨大与党をけん制する力を頼む」と訴えた。

ウリ党の金槿泰(キム・グンテ)院内代表は同日、ソウルの明洞(ミョンドン)聖堂で記者会見し、「国民の手によって選ばれた大統領を弾劾する国会は、もはや国民のための国会ではない」とし、弾劾勢力への審判を呼びかけた。



尹永燦 yyc11@donga.com sunny60@donga.com