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マラソンの期待株・丁南均が突然引退宣言

Posted March. 25, 2004 23:14,   

韓国マラソンの期待株、丁南均(チョン・ナムギュン、26、写真)が突然引退を宣言して、その背景に関心が集まっている。

2000東亜(トンア)ソウル国際マラソンに2時間11分29秒で優勝した丁南均は8日、所属チームの三星(サムスン)電子マラソンチームのペク・スンドコーチから殴られた直後に宿所を出て、16日に辞表を提出していたことが明らかになった。

25日、ソウル世宗(セジョン)大学運動場で会った丁南均は「暴行の後遺症で首とわき腹が痛くて病院に通っている」と打ち明けた。

「疲れきってもうマラソンを辞めたいです。足と膝、腰など体の左に痛みが続き、これ以上走ることができません。また、コーチングスタッフとの衝突もあって…。」

丁南均は「悪いことはすべて忘れることにした。すべてのことを吹き飛ばして新しく始めたい。まず、兵役義務を終えてから何をするかを決めるつもりだ」と付け加えた。

丁南均の母親ソ・ヨンエ(44)さんは「息子の将来に関することなので、詳しくは話せない。南均がこれまで大変つらかったことだけは分かってほしい。三星電子22人のマラソン選手のうち、まともな選手が2人しかいないというのは、指導方式に問題があるのではないか」とし、不満の気持ちを現わした。

これに対して、オ・インファン三星電子監督は「練習過程でコーチが軽く殴ることはたまにあるが、丁南均が引退するのはそれと直接関係がない。これまで負傷で大会に出場することができず失望が大きかった。それが急に運動を辞めて軍隊に入ると辞表を出した」と話した。

丁南均は韓国体育大学在学中に2000年東亜ソウル国際マラソンで優勝して、李鳳柱(イ・ボンジュ)の後継者と期待され関心を集めた。しかし、大学を卒業して三星電子に入団した後、これといった成績を出すことができずにいた。

丁南均を育てた金福柱(キム・ボクジュ)韓国体育大学教授は「2008北京五輪で十分メダル圏に入ることができる選手なのに、思いがけずマラソンを辞めるとのこと、残念でならない。引き続き運動を続けるようにと説得している」と話した。



梁鍾久 yjongk@donga.com