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夜10時まで高校の補習授業が可能に

Posted February. 25, 2004 01:11,   

ソウル地域の中・高校の内申評価の比重が既存の15%前後から30%以上へと大幅に高くなり、高校は午後10時まで補習授業と自律学習が実施できるようにななる。科学高校、外国語高校の入試と運営方式も大きく変わる。また小学校低学年生は午後7時半まで学校で保護を受けることができる。

ソウル市教育庁は25日、こうした内容を柱とする「学校教育正常化推進計画」を発表し、早ければ今年の1学期から施行する計画だ。同計画は政府の個人負担教育費軽減対策を学校の現場で実現するための具体案で、教育部の積極的な支持を受けているため、実現可能性が非常に高く、他の試みにも大きく影響する見通しだ。

ソウル市教育庁の劉仁鍾(ユ・インジョン)教育監は同日、「学生誰もが質の高い教育の恩恵が受けられるように学校の授業方法を変える」と明らかにした。市教育庁は今年の1学期から中・高校の内申評価の比重を科目によって30%以上に大きく増やして学習活動に対する評価を強化することにした。

市教育庁はまた、希望する高校に限って、水準別移動授業と補習授業、自律学習を最大午後10時まで運営するようにする計画だ。この場合、塾の講師ではなく、教師らが補習授業を引き受けることになる。

高校生は今年の2学期から、近隣学校で第2外国語を学ぶことのできる「学校間移動授業」が受けられるようになる。

市教育庁は05年、自立型私立高校示範運営評価の結果が出次第、自立型私立高校の導入を検討することにしたほか、外国語高校、科学高校の入試と運営方式を改善することにした。外国語高校は、「読解型評価」や数学、科学中心の数理型問題で生徒を選抜することができなくなる。

小学校1〜3年生は月5万8000万ウォンを支払えば、今年の4月から段階的に学期中に放課後午後7時半まで学校で保育教師に面倒を見てもらうことができるようになる。



孫曉林 aryssong@donga.com