テネット米中央情報局(CIA)長官は5日、イラクがミサイル技術のうち最も危険な一部の技術を導入するため、北朝鮮と秘密裏に交渉を行ったと明らかにした。
長官は同日、ワシントンのジョージタウン大学で行った演説で「イラクの大量破壊兵器(WMD)について調べたイラク・サーベイグループ(ISG)は、イラクが北朝鮮の危険なミサイル技術の一部を導入するため、秘密裏に交渉を行ったという情報を確認した」と語った。
長官は、さらに「関連情報を通じて、リビアが長距離弾道弾ミサイルを獲得するため、北朝鮮と協力したという事実も入手できた」と述べた。また「情報収集を通じて、パキスタンの核科学者、カーン博士が核技術が流出してきたルートを探知できた」とし「われわれは、北朝鮮、イランなどの国に、核技術を提供する活動を行ってきた、4大陸にわたった秘密のネットワークを見つけ出した」と語った。
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