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[社説]大統領府の口座でマネーロンダリング

[社説]大統領府の口座でマネーロンダリング

Posted February. 03, 2004 00:22,   

盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の側近である元大統領総務秘書官の崔導術(チェ・ドスル)氏が、在職中に企業から受け取った賄賂性の現金を大統領府の運営資金口座に入金させて引き出す方法で、マネーロンダリングしていたという検察の発表は衝撃的だ。大統領府の口座がブラックマネーの洗浄に使われたのだから、これでもこの政権が改革と道徳性を口にすることができるのか実に惨憺たる心情だ。

崔氏は、盧大統領の高校の1年後輩で、20年以上も側で助け、大統領府の運営まで担った人物。崔氏がSKから不法資金を受け取った疑いで昨年10月に検察捜査を受けた時、盧大統領は「目の前が真っ暗だ」と述べ、国民に最信任を問うと言った。

当時、盧大統領は崔氏の不正についてどの程度知っていたのか明らかにしなかったが、国家予算が出し入れされる大統領府の口座までブラックマネーの洗浄に使用されていたことが明るみになった。

大統領府が大統領側近の犯罪の場になったということだ。もはや国民の目の前が真っ暗になった。盧大統領はいかなる形であれ立場の表明をすべきだ。「大統領選挙資金10分の1」発言程度で事をごまかしてはいけない。大統領と周辺の386世代がこの政権の伝統性の基盤だと誇った道徳性が根本から崩れている時に、金額の多寡は何の問題にもならない。

崔氏だけではない。盧大統領が「共同事業者」と言った安熙正(アン・ヒジョン)氏も、ナラ総合金融から不法資金を受け取った疑いで裁判を受けた昨年8月に、企業から億ウォン台のブラックマネーを受け取っていたことが明らかになった。歴代のいかなる腐敗政治家も、裁判中にブラックマネーを受け取るほど大胆ではなかった。

状況がこのようであるにもかかわらず「検察が捜査中」という理由で大統領が口を閉ざしていれば、疑惑だけが大きくなり、国民の挫折感を深めるだけだ。