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国民銀行がホーム開幕戦で初勝利 女子プロバスケ

国民銀行がホーム開幕戦で初勝利 女子プロバスケ

Posted January. 29, 2004 23:13,   

1点に笑い、1点に泣いた。

29日、天安(チョンアン)ユクァンスン体育館で行われたウリィ金融グループ杯2004女子プロバスケットボール冬リーグ。試合終了直前、錦湖(クムホ)生命ジャクソン選手のシュートがリングに跳ね返されるや、国民銀行のベンチからは歓声が、錦湖生命のベンチからは絶望のため息が漏れた。69対68。国民銀行の選手にとってはホームでの開幕戦で収める勝利であるだけに喜びは倍増だ。

同日の試合はスコアからも分かるように最後まで勝負が予想できない接戦だった。昨年末まで国民銀行の選手だった金ジユンは同日、錦湖生命のユニフォームを着て、新世界所属だった金ジユンの女子高(馬山—マサン—女子高校)2年先輩のチョン・ソンミンは国民銀行のユニフォームを着ていた。

両チームは前半だけで同点を10回も繰り返した。初試合であるだけに緊張したせいか、外郭からのシュートは芳しくなかった。国民銀行は8つの3点シュートのうち3つを成功させたが、錦湖生命は15本のうち2本しか決まらなかった。

ゴール下対決でも互角の勝負だった。国民銀行は万能プレーヤーのチョン・ソンミン(22得点)と現代で4シーズンにわたるプレーを通じて韓国バスケへの適応力を高めたサンフォード(25得点)が大活躍した。外人選手2人を同時に使える錦湖生命はサートン・ブラウンとジャクソンが14点ずつを上げ、金ジユンも21得点に6アシストをマークした。

ハイライトは試合終了2分30秒前から。錦湖生命は金ジユンの連続ゴールで終了まで1分42秒を残して66対63と差を広げた。しかし、国民銀行はチョン・ソンミンが相手の反則で得たフリースローをすべて成功させ、終了46秒前には貴重なゴール下シュートをも成功、67対66と再逆転した。



田昶  jeon@donga.com