産業銀行(産銀)が売却対象になったLGカードを単独買収する案が有力視されている。これまでLGカードの買収候補として取り上げられていたハナ銀行とウリ銀行が買収に乗り出しにくいと見られているためだ。
ハナ銀行の金勝猷(キム・スンユ)頭取は19日、本紙記者との電話でのインタビューで、「条件を大きく変えてもらえたらともかく、現段階では入札に参加する計画が全然ない」と語った。これについて、ハナ銀行の関係者は、「LGカードが抱えている1ヵ月以上の延滞金額が7兆3000億ウォンに上る反面、貸し倒れ準備金は2兆ウォンに過ぎない。かえってお金を上積みしてもらっても買収しにくい」と強調した。
ウリ銀行も買収に乗り出すのは困難な見通しだ。匿名を要求したウリ金融持株の高位関係者は同日、「ウリ銀行は現在ウリカードとの合併を進めているため余力がない」と言い切った。李徳勳(イ・ドクフン)ウリ銀行頭取が最近相次いで買収の可能性を示したものの、ウリ銀行の持株会社でウリ金融持株が強く反対した場合、入札参加は容易でない。
LG投資証券のチョ・ビョンムン研究員は、「個別の銀行が乗り出すにはリスクが高すぎるため、LGカード買収のための入札は産銀単独で行われる公算が大きい」と話した。
ただ国策銀行の産銀が全面に乗り出した場合、「金融システム安定のための選択」という名分はあるものの、間接的な公的資金投入の議論が浮上する可能性が少なくない。
一方、産銀がLGカードを買収した後、ほかの銀行に再売却すれば、来年度カード業界には大規模な地殻変動が避けられない見通しだ。専業係カード会社が続々と銀行系に生まれ変わり、低い調逹金利を押し出して本格的な先頭競争を繰り広げることになるためだ。
国民(グクミン)カードが今年8月国民銀行に合併されたことに続いて、ウリカードも来年3月をめどにウリ銀行に合併される予定だ。外換(ウェファン)カードも来年2月までに外換銀行に合併される方針で、新韓(シンハン)カードは朝興(チョフン)銀行カード部門と来年中に合併する見通しだ。
また、三星(サムスン)カードは、同じ三星系列の割賦金融会社の三星キャピトルを来年2月吸収合併して、銀行系カード会社に立ち向かう方針だ。
鞖克仁 申錫昊 bae2150@donga.com kyle@donga.com






