「僕がここまで来れたのはもっぱら堤川(ジェチョン)の父さんのお陰です」
2003三星(サムスン)ハウジェンKリーグ大賞のサッカー記者団投票で総数74票のうち、73票の圧倒的な支持を得て最優秀選手(MVP)に選ばれた「爆撃機」金度勲(キム・ドフン、33、城南一和)。金は生涯初のMVPの光栄を「提川の父さん(義理の父親、ハン・サンウ氏)」に譲った。
今季レギュラーリーグ得点王(28ゴール)に輝いた金度勲にとって、「提川の父さん」は「サッカーの親」だ。サッカーを始めたのも、韓国最高のゴールゲッターに成長できたのもハンさんがいたから可能だった。慶尚南道統営市(キョンサンナムド・トンヨンシ)に生みの親がいるが、金度勲はむしろ「提川の父さん」に多くのことを頼ってきた。金度勲の徹底的な自己管理も「提川の父さん」の影響。「富と名誉は努力すれば付いてくるものだと、いつも誠実さと節制を強調されていた」と、金度勲は説明した。
日本で行われた東アジア大会を終えて11日帰国した金度勲はすぐ忠清北道(チュンチョンブクト)提川市に足を運んで「提川の父さん」とひと晩を過ごしてからソウルに戻ってきた。
「僕は何もしていない…度勲が一生懸命頑張ったので、得点王にも、MVPにもなったんです。僕はただ見守って上げただけです」。金度勲を子供の頃から育てながら面倒をみてきたハンさんは、この日の開票場のグランドヒルトンホテルには顔を出さなかった。ハンさんは自分を表に出すことを極度に控えることで有名だ。
昨季、全北現代(チョンブク・ヒョンデ)モータースでプレーしたは金度勲は所属チームとの不和で成績の振るわない1年を送った。しかし、今年全北ダイノース時代の恩師である車敬福(チャ・ギョンボク)監督の提案で城南一和(ソンナム・イルファ)に移籍してから第2の全盛期を迎えている。
東アジア大会の日本戦で頬骨が陷沒して、まだ顔がはれている状態の金度勲は、「今年はプロ選手の生活で本当に記憶に残る1年だった。これからは結婚して安定したい」と感想を語った。後輩らのために代表も辞退する考えだ。
金度勲はMVPとともに「ベスト11」の攻撃手部門にも選ばれて2冠王を獲得した。監督賞は城南の車敬福監督に送られた。
一方、新人王タイトルの主人公は「パトリオット」の鄭助国(チョン・ジョグク、安養LG)に決まった。12ゴール1アシストでルーキーの中でも一番目立つ活躍を広げた鄭助国は43票を得て、強力なライバルの崔成国(チェ・ソングク、31票、蔚山現代)を引き離した。表彰式は18日、グランドヒルトンホテルで開かれる。
梁鍾久 yjongk@donga.com






