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現代車、グローバルプレヤー目指し現地化に拍車

現代車、グローバルプレヤー目指し現地化に拍車

Posted November. 26, 2003 00:30,   

「チェコの歴史上、最大規模の外国人投資誘致に失敗したことは遺憾である」(チェコ国営投資所代表)

「スロバキアが、現代(ヒョンデ)自動車の欧州工場候補地2ヵ所のうちひとつに選定された。工場の誘致に成功すれば、3000人の職場が創られる」(スロバキア経済部長官)

現代自動車が25日(現地時間)、年間30万台を生産できる欧州工場の候補地として、スロバキアとポーランドの2ヵ所に絞って発表した瞬間、勝者と敗者の明暗が分かれた。直接投資金額だけでも15億ドル(およそ1兆8000億ウォン)になる。

現代車グループの海外生産体制がうまく築かれるだろうか。同社は、2010年の「グローバルトップ10入り」という目標達成に向けて、現地化に取り組んでいる。業界では「現代車がグローバルプレーヤーとして跳躍できるか国際競争で脱落するかの岐路に立たされている」と指摘した。

▲海外生産体制の構築〓来年2月、欧州工場の選定を最後に、海外生産基地の選定作業はひとまず終了する。米国、中国、インド、トルコに次いで、欧州工場が設けられることになる。また、中国内の生産基地も、当初の予定より3年繰り上げて増設することにした。現在、第1工場の生産能力を年間5万台から、2005年までに30万台に引き上げる一方、第2工場を建設してさらに30万台を生産するというもの。

現地化が計画どおり進めば、現代車の海外生産は、昨年末の25万台(中国、インド、トルコ)から、2007年末にはおよそ170万台に増えることになる。さらに、起亜(キア)自動車を含む全体の生産体制は、2010年までに、国内300万台、海外200万台規模に達する。

海外に生産基地を持つということは、単なる販売台数の増加以上の意味を持つ。これまで評価を下げる要因として指摘されてきたローカルブランドのイメージを払拭することになるのだ。三星(サムスン)証券アナリストの金ハクチュ氏は「現代車の実績であれば『投資適格』の信用格付けをもらえるものの、生産と販売をあまりにも国内に依存しているという点から、未だ投資不適格に留まっている」と話した。

大宇(テウ)証券アナリストのチョ・ヨンジュン氏は「トヨタの株価は、1985年まで1000円に及ばなかったが、1988年には2000円前後に達した」とし「海外の生産基地を構築してから現地化に成功した時点と一致する」と語った。

▲海外の現地化、成功するか〓問題は、成功の可能性がどれだけあるかということ。専門家の意見は「兆候としては良好」の方に傾いている。年間5200万台規模といわれる世界の自動車市場の40%を占める米国と中国において、価格競争力をもとに市場シェアを増やしているからだ。

昨年末に参入した中国市場では、年間販売台数5万台を超えている。このような伸び率を考慮すれば、2007年の市場シェア8%(60万台)も、それほど難しい目標ではないというのだ。

チョ氏は「中国市場で1位を占めているフォルクスワーゲンのシェアが、2000年の50%から今年は30%と、急減している」として「現代車が、品質と価格競争力部門で勝ち目がある」と語った。

米国市場では、最近に入って、価格競争力だけでなく品質においても少しずつ認められるようになった。

消費者評価機関のJDパワーが行っている初期品質調査(IQS)で、計30のブランドのうち13位に上り、昨年より10段階アップした。

一方、弱点も少なくない。現地化の経験不足、ブランド価値を高める高級車の不在、硬直した組織、企業支配構造の問題などは、現代車グループがグローバル企業を目指すうえで足かせとなり得るとの指摘もある。



李那姸 larosa@donga.com