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胡錦涛国家主席の外交、華麗な大尾

Posted October. 24, 2003 00:50,   

米CNNテレビは24日午前(日本時間)、胡錦涛・中国国家主席の豪州国会での演説を生中継した。

前日の同じ時間帯には、ブッシュ米大統領が同じ演壇で演説を行った。両強大国の国家元首が連日、豪州国会で演説を行う「珍しい場面」が演出されたわけだ。とりわけ胡主席は、米国を除いては豪州国会で演説を行った初の外国首脳とうの栄誉まで得た。CNNテレビは、揶揄(やゆ)を受けて2度も演説を中止したブッシュ大統領とは異なり、胡主席は揶揄なしに演説を終えたとし、両首脳を比べて見せた。

▲胡錦涛外交の大尾〓胡主席は、アジア太平洋経済協力会議(APEC)・バンコク首脳会議に続いて、豪州を訪問することによって、今年3月に国家主席に就任して以降、「内治」と「外治」の確固たる基盤を固めたという評価を受けている。それだけ、同主席のAPECデビューと豪州訪問に、スポットライトが集中した。

胡主席は、ブッシュ大統領の前日の演説を意識したらしく、同日の豪州国会演説で、国際問題の多国間解決方式を強化しなければならず、世界の安保問題において国連にさらに多くの役割を与えるべきとの認識を強調した。

その一方では「中国と豪州は、南太平洋とアジア太平洋地域の安定や反テロリズムのため協力するのに何らの問題もない」と強調し、ハワード豪州首相の政治的位置づけを配慮したりもした。

ハワード首相は99年「豪州は米国のアジア地域副保安官(deputy sheriff)」とコメントし、他のアジア諸国から非難を受けただけでなく、ブッシュ大統領が再び「副保安官ではなく正式の保安官」と褒め称えることによって、豪州国内ですら「豪州は米国の手下か」との批判を受けてきた。

▲「中国の力」はやはり経済力〓AP通信は、豪州が中国というアジア経済の「モーター」に便乗しようと努めていると報じた。

豪州は20年間にわたり170億ドル規模の液化天然ガス(LNG)を中国に輸出する契約を、25年間で210億ドルの規模に延長、拡大することを期待してきた。胡主席の豪州訪問期間中(23〜26日)に両国は契約を締結するものとされ、これは、豪州では過去最大の単一輸出契約になるものとみられる。

胡主席は23日、2000年にオリンピックを開催したシドニーを訪問したが、AP通信は胡主席のシドニー訪問が、08年北京五輪の事業権入札に参加している豪州の各企業にとって「好機」になるかもしれないと報じた。



朴惠胤 parkhyey@donga.com