シンガポールを訪問中の盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は23日、イスタナ宮殿で呉作棟シンガポール首相と2時間半にわたって首脳会談と午餐を共にし、両国間の自由貿易協定(FTA)締結に向け、政府間公式交渉を来年1月に開始し、1年内に妥結することで合意した。
両首脳は合意に続いて、黄斗淵(ファン・トゥヨン)通商交渉本部長とシンガポールの通商産業部長官はこうした内容を盛り込んだ両国間のFTA共同宣言文に署名した。
同日の会談で盧大統領は北朝鮮核問題について、「まもなく2回目の6カ国協議が開かれ、平和的に解決すると楽観している」と述べた。これに対して、呉首相は北朝鮮の核開発と大量破壊兵器の拡散に憂慮を示す一方、「韓国政府の対北朝鮮平和繁栄政策を積極的に支持する」ことを明らかにした。
盧大統領はさらに、「北東アジアと東南アジアの協力が具体化し、韓国—東南アジア諸国連合(ASEAN)間のFTA締結を検討・推進しているだけに、『ASEAN+韓国、中国、日本』会議を東アジア共同体に発展させる方策を中長期的に検討しよう」と提案した。
呉首相は、両国の企業を数社選定し、両国の証券市場で電子取引ができるようにする方策とミャンマー、ラオス、カンボジアなどASEANの後発国に対する技術支援を両国が共同で進めることを提案し、盧大統領は「検討してみる」と答えた。
盧大統領は呉首相が都合の良い時期に韓国を訪問するよう招請し、呉首相はこれを受け入れた。盧大統領は24日、シンガポール訪問の日程を終えて、同日午後、特別機便で帰国する。
金正勳 jnghn@donga.com






